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福田事務所 活動日誌


日々の活動

日々の活動を記載していきます。

2023年7月18日(火)
今週のビラ

 夏の盛りは初いので駅頭をお休みします。そのお休み前最後のビラです。

2023年7月10日(月)
ビラ

 今週(7月7日〜7月13日)のビラです。

2023年7月3日(月)
ビラ

 雨が降ると、判らなくなるのですが、今(6月29日〜)配っているビラです。

2023年6月27日(火)
今週のビラ

今週のビラです。誤字がありました。「明日か中学」ではなく、「飛鳥中学」です。

2023年6月27日(火)
先週のビラ

 先週のビラです。

2023年6月6日(火)
今週のビラ

 雨が降ると、ビラをどこまで配ったかわからなくなるので、注意が必要です。というわけで、今週?のビラです。

2023年5月31日(水)
5月31日建設委員会

 今日は、所属する建設委員会に出席しました。ちなみに今年一年、常任委員会は建設委員会、特別委員会は地域開発特別委員会に決まりました。
 建設委員会は改選後最初ということで、「事務事業の概要で現況」という冊子を使い、建設委員会で所管する事業の説明が行われました。
 説明の後、議員からの質疑です。
 他議員からは特に赤羽周辺の放置自転車のこと、空き家対策のこと、岸町のがけのこと、住宅セーフティのこと、コミュニティバスのこと等について質問がありました。
 私からは建築紛争について、自転車のヘルメットの件について質問をしました。
 建築紛争に関しては、現状はつくったもん勝ちのような状況で、どれだけ近隣住民が迷惑をこうむっても法律に違反しない限り、それを規制するすべがないという現状の中で、しかし、法律は住民に寄り添っていないので、自治体として住民に寄り添った規制を検討してほしいと要望しました。
 自転車ヘルメットについては、購入に対し助成を検討しているとの報告を頂きました。

2023年5月30日(火)
スマホサイト

 現在、私はこのホームページとtwitter、facebookを利用していますが、このホームページのスマホ版のサイトを作らなければと考えています。それも結構前から。しかし、進みません。時間があるときにと思っているのですが、そろそろ手を付けないといけない気がしてきました。スマホサイト頑張ってみます。

2023年5月30日(火)
5月29日政務活動費報告書提出

 政務活動費というのが議員には出ています。北区では月15万円です。不正使用などでいろいろメディアで取り上げられることもあり、批判は多いのですが、北区ではかなり厳格に使用基準が定められております。
 例えば私は事務所を構えていますが、事務所の家賃や光熱水費、通信費、機器のリース代などは2分の1の按分でしか政務活動費が使えないので、残りの2分の1は自前で負担する必要があります。経済的にかなり厳しいので、私の場合は年末にカンパを募り、事務所維持に当てさせていただいております。
 政務活動費の使用基準は自治体により違いますが、判例(裁判の判決例)を基にして運用されているところが多いと思います。
 さて、本来は4半期ごとに報告書を提出するのですが、改選期は複雑で、本日は4月の一か月分のみの報告書を提出しました。
 新人の議員は5月から政務活動費が出るのでこれからですが、よく新人は「政務活動費を減らすべきだとか」「使った分だけ後で請求するべきだ」ということを言う方がいます。しかし、
議員活動はまじめに取り組めば取り組むほどお金がかかるので、それを経験した後で、政務活動費に関しては意見を言ってほしいと思います。ちなみにこのお金は会派に支給されるもので個人の議員に渡されるものではありません。大会派の場合、使った分だけ後で請求というのは、じゃあ誰がそれまで建て替えておくのかという問題があり、現実的ではありません。一回ごとの請求では事務局の負担が大きすぎるので、現状は、事前にお金を出すけれど、使用基準を厳格に定めて、それに反する使い方は認めないというやり方が妥当だと思います。

2023年5月30日(火)
5月28日講談の会と駅前宣伝

 28日は昼前から北とぴあで、講談師の神田香織さん一門の発表会がありました。zoomも併用して11名が講談を行う会でしたが、午後からの駅前宣伝の準備のために、最初の3名の講談しか聞区ことができませんでした。非常に面白かったです。次回は是非、全員のお話を聞きたいと思います。
 午後からは「戦争イヤだ!北区ネット」の一斉駅頭宣伝を行いました。王子駅、赤羽駅、十条駅、田端駅の4駅で行いましたが、私は王子駅の宣伝に参加しました。
 岸田政権の進める軍拡に反対し、平和憲法を護り広めることが重要だというようなことを訴えました。リレートークだったので、自分が訴えた後は離れた場所でビラ配布をしていましたが、通行人から
「(選挙で)入れました。」との声掛けを頂きました。嬉しかったです。ちょっとした小さい一つ一つでやる気が出てくるから面白いですね。

2023年5月30日(火)
5月27日区議選報告会

 27日は午後から北区議会議員選挙の報告会を行いました。選挙中に訴えた公約を共有し、改めて公約実現のための努力を続けることをお約束しました。
 毎回のことですが、選挙前の決起集会は結構人が集まるのですが、選挙後の報告会の参加人数は決起集会の半分以下になります。信頼されているので当選した後は来ないのであろうと思うようにしています。

2023年5月30日(火)
5月25日青少年地区委員会

 今日は夕方から王子地区の青少年地区委員会の総会に参加しました。一年間の活動の総括、決算、次年度の活動方針、予算、新役員体制等を決めるものです。毎年あるのですが、この間はコロナの関係で開催されませんでした。
 町会や自治会の役員の方が委員会に参加していますが、町会や自治会の方々の仕事の多さは何とかしないといけないと思います。高齢化も進み、役員のなり手がなかなかいないというのが現状であまり負担をかけると、立ち行かなくなってしまいます。
 私としては、こうした問題も雇用の破壊が原因のひとつであると考えています。だって、現役世代に町会とか自治会の役員をやる余裕がないでしょう。長時間労働の是正、賃金労働条件の向上が必要です。

2023年5月24日(水)
5月23日臨時議会

 23日は臨時議会がありました。毎年のことですが、新しい議長(現状2年任期)と副議長(現状1年任期)を決める選挙があったり、議会選出の監査委員(2名)を決めるものです。また、今回は、区長が専決処分した国の給付金事業の承認の議案が出されました。それについては、朝ビラ173号に出ているので割愛します。
 さて監査委員ですが、私はこの間、監査委員についての議決には棄権退場をしています。もう7、8年になるでしょうか。その理由は、監査委員の選び方が不透明だからです。現在北区では、議会選出の監査委員を区長が2名指名し、議会の承認を得るという形で決められています。どうやって決めるのかと言えば、区長与党の中から選ばれています。話し合いがあるのかどうかは知りませんが何らかのやり取りはあるのだと思います。与党にいれば「おいしい思い」ができるという象徴だと考えています。議会選出の監査委員は議員報酬とは別に、月額15万5千円の報酬が出るからです。
 さて、与党にいればおいしい思いをするから与党にいるという、これは議員としてのあり方の問題であり、これについては有権者の判断で投票時に考えていただければいいと思います(多分区民の中でも知らない人が大多数だと思いますが)。
 それとは別に、二元代表制を行う地方自治体で、首長と議会は車の両輪に例えられています。監査委員の仕事は区長側・執行機関側のお金の使い方に誤りが無いかを調べることです。その監査委員を区長が指名するのはおかしいのではないか。という理由からです。
 議会から選ぶにしても、議会の力関係で与党の大会派の人間が監査委員になると思います。それが、たとえ区長の指名と同じ人が選出されるのだとしても、区長が指名したのと、議会側から出すのとでは意味合いが違います。そうした意味で、監査委員の選び方については議会改革が必要だと感じています。この間、議会改革検討会が開かれていないし、開かれてもこちら側から新しい改革案を出せない状況ですが、監査委員ついてはこの4年間で何とか問題として何らかの議論ができればと思います。

2023年5月24日(水)
今週のビラ

 いつもは火曜日から新しいビラがスタートするのですが、今週は火曜日が雨だったため、水曜日からスタートで、来週の火曜日までのビラです。

2023年5月18日(木)
今週の朝ビラ

 毎週、ビラを作って駅頭宣伝などで配っています。というわけで、今週(5月16日)から配っているビラです。

2023年5月18日(木)
5月17日 法律相談

 5月17日には法律相談がありました。今回は2組の相談です。
内容としては、賃貸借の問題と雇用の問題でした。
 私が無料法律相談の取り組みを始めてから13年目になりますが、これまでの相談者数はのべ約400組で、様々な相談がありました。北法律事務所の故鳥生所長が生前「法律相談は人生の縮図だ」とおっしゃっておられたのを思い出しました。本当に様々な問題があり、同じ内容でも立場の違いで様々な悩みがあるのだと思い知ります。
 月に一回の取り組みですが、今後もできる限り続けていきたいと思います。

2023年5月16日(火)
足立区議会議員選挙

 5月14日から、足立区長及び足立区議会議員選挙が始まりました。写真右は、足立区議会議員候補で、今回3期目の挑戦をしている「土屋のりこ」さんです。お隣の区ということで、土屋のりこさんとは交流があり、以前相談に来られた足立区の方に土屋さんを紹介したこともあります。その方からは非常に感謝されて、今回の北区議会議員選挙の時にはツイッターを通して御礼の文章がきていました。紹介しただけで非常に感謝されているので、土屋さんがどれほど頑張ってくれたのだろうと、こちらとしては心苦しいところがあります。
 土屋さんは、子どもが生まれたばかりで大変な時期ですが、身体を壊さずに、3期目の当選を果たして欲しいと思います。

2023年5月16日(火)
5月14日東京戸沢会総会

 コロナ禍で中止していましたが、毎年この時期には、東京戸沢会の総会に来賓として参加しています。東京戸沢会とは、山形県戸沢村出身で都内に住んでいる方の集まりで、私自身は東京北区生まれ北区育ちなのですが、戸沢村とは父の時代から交流があり、何度も行き来したり、毎年11月に赤羽公園で戸沢村の農産物や山菜などのチャリティ物産市を行っています。これもコロナ禍で3年ほど中止してきたのですが、今年は実施できるといいなと思います。
※私の右隣が戸沢村村長、その右が村議会議長、一番左が東京戸沢会名誉会長

2023年5月12日(金)
5月10日各派代表者会議

 10日には、北区議会の各派代表者会議が行われました。今までは自民・公明・共産・立憲が交渉団体会派でしたが、今回の選挙で維新が3名当選したので、維新も交渉団体会派という事になります。
 北区議会の規定では「以前は」交渉団体会派の人数は改選直後の各派代表者会議で決めるものでした。各会派の構成など、その時に当選した議員たちで決めるという、当たり前の運営だったからです。しかし、8年ほど前に、「ひとり会派を認めない」という非民主的な改悪を強行されてしまい、その時に会派は2名以上で構成、2名の会派は非交渉団体会派、3名以上は交渉団体会派という扱いになりました。私など1名のところは「無会派(○○党所属)」のようにされてしまい、それが改選の度に変えることができず、議会のルールとして決まってしまったのです。未来の議会構成を現在の(非民主的な)議会が縛るという事になってしまいました。これを変えるのは非常に難しく、民主的な議員が少なくとも過半数いなければ、今まで通りの民主的な運営は取り戻せません。

 さて、交渉団体会派と非交渉団体会派と無会派と、何が違うかと言えば、無会派だと幹事長会や政務調査会長会などオブザーバー参加となり発言は制限され、評決には加われません。参考程度でしょうか。交渉団体会派とその他では代表質問ができるかどうか、区議会だより新年号の「新年の挨拶」が記載されるかどうかなど、細かく挙げればいっぱいありますが、特に重要なのは、交渉団体会派は年4回ある定例会の代表質問ができ、それはケーブルテレビで放送されるというものがあります。
 しかし今回、維新の会派ができたのが理由だと思いますが、ある会派がこう発言しました。
「同じ交渉団体会派でも3名のところと人数の多いところで、同じ回数の代表質問をするのは発言の公平性からおかしい」と言い出したのです。その前段として座長が事務局に対し、「以前3名の会派では代表質問を年2回に制限していた」という話を引き出して、さも、人数の少ない会派は代表質問を少なくするのが当然だという空気を作り出していたところがミソです。
 さて、今までは交渉団体会派とそれ以外(非交渉団体会派と無会派)に差をつけることで自分たちの優位を取ってきた人たちが、今度は交渉団体会派内で人数により差をつけるという事を始めたことが問題です。
 本来であれば同じ交渉団体会派なのだから、代表質問も年4回が当たり前です。しかし、維新の方も新人議員が3名でその辺のことが判らなかったのか、それとも数が力だと思っているから少ない数では当たり前だと思ったのかはわかりませんが、結局、「代表質問は年度内で同じ議員が2回やらないこと、しかし特段の事情があるものは除く。」という謎ルールが出来上がり、それが今後、先例として未来の北区議会を縛っていくことになります。非常に嘆かわしい。ちなみに私には発言権がないので、会議の間中、成り行きを見守っていました。
 ちなみに先述した年2回という過去の事例では、交渉団体会派は5名でしたが、任期の途中で議会の会派構成が変わり、3名の会派ができたため代表質問を年2回認めようという民主的な運営でのものだったようです。その後、交渉団体会派を3名以上に変えたという事なので、その後は3名の交渉団体会派で年4回の代表質問ができたのだと、私は解釈しました。今回とは正反対の対応だったと思っています。確認はしていませんが多分。

2023年5月12日(金)
4月26日法律相談

 日付が前後しますが、4月26日には法律相談を行いました。選挙の直後という事で、当選する前は、もしかしたら最後の法律相談になるのではないかという不安な気持ちがありましたが、無事に現役の議員としての相談活動となり、ホッとしました。
 予約は2組あったのですが、直前で1組キャンセルがあったので、実施したのは1組だけでした。
 内容は職場のいじめで、別々の下請け会社に勤めている相談者2名が、元請けの会社の社員に暴言を吐かれているというケースでした。いじめとかパワハラとかの相談では、証拠を取っておくことが重要です。暴言があればそれを録音しておくこと。また、メモを取って一日に何回ぐらい暴言があったのかとかを記しておくことが重要です。
 そのあと、裁判に訴えるか、労働組合と相談して団体交渉をするか、どちらにせよどれだけ証拠を保持しているかが重要なので、いじめやパワハラで悩んでいる方は是非、証拠の収集を心がけてください。

2023年5月9日(火)
今週のビラ

 朝の駅前宣伝を週4日、夕方は週2日実施しています(雨や別の用事があるときは中止)。
朝はビラを配っているのですが、受け取ってくださる方は同じ方が多いため、毎週違うビラを配っています。
 というわけで、今週(5月9日から)配るビラです。

2023年5月4日(木)
5月3日憲法集会

 本日は有明防災公園での憲法集会に参加しました。その前段として、国際展示場駅前で新社会党・社会民主党共同で宣伝を行い、新社会党の岡崎ひろみ委員長と社会民主党の福島みずほ党首をメインとしたアピール活動がありました。そこで私もマイクを持って訴えさせていただきました。
写真は左から私、古今亭菊千代さん、岡崎ひろみ委員長、みずま雪江葛飾区議、福島みずほ党首

2023年5月4日(木)
5月1日メーデー

 5月1日は毎年(コロナで不開催は除く)、日比谷メーデーに参加しています。というよりも、日比谷公園の霞門前で新社会党として宣伝活動をすることがメインです。
 この日は、北区議会議員改選後最初の「初顔合わせ」という行事があり、新たに始まる4年間の任期の最初の日でもありました。「私は働く人を大切にする社会」を求めて活動を続けています。任期の最初の日がメーデーということで、初心を忘れずに、働く人達と共に「より良い労働環境がより良い社会を生み出す」との信念をもって頑張ります。

※写真は参加者として通りかかった福島みずほさんと、葛飾区議会議員のみずま雪江さん

2023年4月28日(金)
北区議会議員選挙

 4月23日に投開票された北区議会議員選挙、今回4期目の当選をしました。今回は、新社会党の公認、社会民主党の推薦、緑の党グリーンズジャパンの推薦、宇都宮健児弁護士の推薦、東京北区地域ユニオンの推薦を受けて闘いました。
 共に闘った、区長候補の橋本やすこさんは残念な結果になりましたが、区政の転換を求め一緒に闘ったことは、私にとって貴重な経験となりました。橋本さん本当にお疲れ様でした。時間が少ない中で立候補を決めてくれたことに心からお礼を申し上げます。






































2023年4月9日(日)
議会報告のビラ

 この間の議会報告のビラを掲載します。

2023年3月28日(火)
昨年(2022年3月)の予算討論
 ついでに昨年(2022年3月)の予算の討論も載せます。

 

    2022年度北区予算案等に対する反対討論、及び予算組み替え動議に対する賛成討論

  

新社会党の福田光一です。2022年度北区予算案の内、第28号議案北区一般会計予算、第29号議案北区国民健康保険事業会計予算、第31号議案北区後期高齢者医療会計予算に反対の立場、及び、「一般会計予算の組み替えを求める動議」に賛成の立場から討論を行います。

 

この2年余り、新型コロナウイルス感染症対策による事業や活動の中止や延期、自粛が続き、区民の多くが疲弊し、また、鬱屈した気分をため込んでいる状況かと思います。また、長引くコロナ禍の影響により、仕事がなくなり、或いは、仕事ができなくなり、というような激的な変化とはまた別に、仕事する時間が減り、或いは日常品が値上げされるなど、すぐにではないけれども、徐々に生活が困窮していく方や、今後への不安を抱える方も増えていると思います。

 

こうした中、新年度の予算はコロナ禍対策、SDGs、ゼロカーボン、デジタルトランスフォーメーション、災害対策などと、社会的に推進が求められている課題に対し、手堅く事業を進めていくものと見ています。また、子どもの学習環境の整備を含む子育て支援の事業は、この間、表面化してきている子どもの貧困、またその連鎖や子どもへの虐待等への対応として必要なこととして評価しています。

 

一方で、パークPFIやそれに伴う指定管理の導入は、官民連携とか民間のノウハウをとか、民間の活力をなどと言って、この間進められてきた外部委託の検証がなされないまま、拙速に進められるものと危惧しています。北区が外部委託を推進する理由の2本柱である、サービスの向上と経費の節約について、従業員の賃金含む雇用環境への危惧がまずあります。また、先日の委員会で滝野川体育館のテニスコートの補修についての陳情が全会一致で採択されたことが示すように、サービスの向上がおざなりにされているのではないかという心配があります。

 

最近では、指定管理者制度を施設へ導入するとき、或いは更新するときに選定委員会ではかられる点数も、6割程度の数字が出てきています。この数字でいいのでしょうか?

モニタリングに関しても、先の滝野川体育館のテニスコートの陳情が示すように、B評価が出ているから問題ないとは言えない状況です。

また昨年、公園・児童遊園への指定管理の導入に関して、経費が増大しているということがあり、指定管理者制度導入の理由となっている、サービスの向上と経費の節約が両立し得ないということが明らかになってきているのではないでしょうか?

 

この間北区は、民間委託を進め、そこで働く人たちを、より安い賃金で働く労働者に置き換え、その人たちの生活については民間のことだからといって責任を持たない。

 

非正規で働く公務員についても、フルタイムという新しい枠組みを使わない。待遇は根本的にひくいままです。期末手当も下げられました。

 

国と一緒になって、外部委託、職員の非正規化が約20年にわたって進められてきました。北区で指定管理者制度の導入が進められてきたのも約20年前からです。

 

この結果どうなったのでしょうか。区民の生活は良くなったのでしょうか?日本は豊かになったのでしょうか?

 

この約20年、先進諸外国では給与所得者の賃金は右肩上がりに上がっているのに対し、我が国日本ではほとんど上がらず、税負担、社会保険料負担ばかりが増え続けました。非正規雇用が増大することで貧困と格差は広がり、ダブルワーク・トリプルワークをしないと生活できない、将来が不安であるという人が増えています。生涯未婚率は急激に上がり、少子化が深刻化し、将来に夢や希望が持ちづらく、子どもの自殺者数は徐々に増え続け、小学校中学校の不登校児童生徒は19万人を超えました。

 

全てとはいません。しかし、多くが、この間の経済政策の失敗から来ていると私は考えています。20年も失敗し続けているにもかかわらず失敗を認めず、まだ足りないから駄目なのだと、もっともっとと、よりそれを進めようとしています。

 

国は、「財源がない財源がない」といいながら大企業の法人税率はこの間ずっと下がってきました。にもかかわらず、消費税は増税されるし、国保を含む社会保険料など、個人の負担は毎年のように重くなっています。国保では、未就学児の均等割りは負担軽減されますが、苦しいのは未就学児を持つ家庭だけではありませんし、窓口負担が増える高齢者もそうです。負担が増えればその分、消費に回すお金は少なくなり、地域経済にも影響を与え、それは税収にも影響を与え、それがまた個人の負担を重くし、と悪循環が続いていきます。

 

 

区民の使えるお金を増やさなければいけないのに、ダブルワーク・トリプルワークをやってようやく稼いだお金なのに、毎年のような負担増により、使えるお金が徐々に徐々に減ってしまっています。これをただしていかなければならないのではないでしょうか? 北区も、現状の経営改革をこのまま進めていては、今まで20年続けてきた悪循環を繰り返すだけです。

 

つけ加えれば、まちづくりの姿勢については、この間いくども述べております。区民とともにの姿勢を全うしていただきたいと思います。

 

以上の理由により、一般会計予算、国保会計予算、後期高齢者医療会計予算について、反対をします。介護保険会計については賛成します。

 

 

さて、組み替え提案です。

 

今回の提案はコロナ対策、ケア労働者への慰労金追加支給、暮らしへの支援として臨時給付金、国保の子どもへの5割減額の拡充、小中学校の給食費の更なる負担軽減、会計年度任用職員への減額された期末手当の補填、営業への支援として支援金やプレミアム付き商品券の追加発行などなどです。

 

財源として、財政調整基金を20億円、まちづくり基金への新規積み立て分から8億円を減額し活用するものです。

 

長引くコロナの影響で、劇的にではないけれども、暮らし、営業が徐々に厳しくなっていく方が増えていきます。そうした方々への支援を求めています。

 

さて、28億円という金額を出しましたが、その前に、基金の状況を確認しておきます。

 

今年度、2021年度の当初予算の時には、財政調整基金は前年度末の見込み額で約166億円、まちづくり基金は81億円、主要5基金は合計で約584億円ありました。これが、今年度の末には財政調整基金は106億円になる、まちづくり基金は73億円になる、主要5基金合計は約508億円になる、と今年度の当初予算の時には見込まれていたわけです。

 

しかし今回、新年度の当初予算では、今年度末において、財政調整基金は173億円、まちづくり基金は84億円、主要5基金は621億円まで積み上がると見込まれています。出納閉鎖前なので金額は確定していませんが、財政調整基金では当初の予定よりも67億円、まちづくり基金は11億円、主要5基金合計でみると113億円もの予定外の積み立てができているのです。

 

積み立てが悪いわけではありません。ここで言いたいのは、計画的に積みたてのうえ、更に「予定外の積み立て」がこれだけある。つまり、それだけ北区に余力があるということです。

 

 

しかし、これだけの余力があってもこの間、北区は「先行き不透明な」という言葉に象徴されるように、積み立て金を将来への蓄えとする方針をとっています。しかしよく考えれば、「先行きが透明なとき」などありません。今後の「いざ」というときのためにというけれど、今現在本当に苦しい状況にいる方が大勢いる、まさに「いざ」という「今」に使わないのであれば、いつ使うというのでしょうか。

 

余力の全てを使えとは言っておりません。今回できた北区の余力の一部を、今、使って欲しいのです。

 

今回提案の28億円という金額を使ってしまえば、不透明な今後の「いざ」に備えられないではないかという意見もあるかと思います。しかし、昨年も述べましたが、このお金は使って終わりじゃありません。このお金を区民が消費に使うことによって、地域の商店街を中心に、地域にお金が回っていくのです。そしてそれは誰かの給料となり、その誰かの消費に使われ、そのまた次の誰かの給料となり、といった形で回っていきます。そして国や自治体へも税収という形で回っていきます。

 

この好循環を作っていくためにも、自治体がお金を使わずにため込むのでなく、積極的に、今現在苦しい思いをしている人たちのために、頑張っている人たちのために、そして子供たちの未来のために回していくことが大事です。

 

以上の理由により、一般会計の組み替えを求める動議に賛成をいたします。

 

ご清聴ありがとうございました。
2023年3月24日(金)
当初予算討論

 これは2023年度北区当初予算に対する反対討論と、今年も日本共産党北区議員団と共同で提出した、予算の組み替え動議への賛成討論です。
以下、原稿をそのまま掲載します。


    2023年度北区予算案等に対する反対討論、及び予算組み替え動議に対する賛成討論

 

新社会党の福田光一です。2023年度北区予算案の内、第24号議案北区一般会計予算、第25号議案北区国民健康保険事業会計予算に反対の立場、及び、「一般会計予算の組み替えを求める動議」に賛成の立場から討論を行います。

 

2023年の当初予算は、区立小中学校の給食費完全無償化をはじめ、妊娠期からの出産・育児支援、SDGsや多様性社会、ゼロカーボンシティ実現に向けた取り組み、新型コロナ対策、物価高対策など、近年、社会的に求められ全国的に進められている事業に加え、新庁舎建設や、まちづくりに関する事業、また、デジタル化推進の事業が主要なものだと認識しています。

 

この間、国や東京都、そして北区を含む多くの自治体が、育児支援や少子化対策の事業を積極的に行う姿勢を見せています。すべての子どもたちにという思いで、各地で様々な事業が行われていることは非常に喜ばしいことと感じます。もちろん、自治体によってさまざまな違いはあるし、公立、私立の違いで、或いは所得制限により、或いは子どもの人数によって受けられる恩恵が違うところもあります。

 

しかし、そうした違いではなく、はっきりと除外され、この10年、差別にさらされ続けている子どもたちがいます。朝鮮学校の子どもたちです。高校授業料無償化から外されて10年が経とうとしています。

 

予算委員会の中でも、「朝鮮中高級学校がある北区として、朝鮮学校に高校授業料無償化を適用するよう国に求めてほしい」という質問をしましたが、「国が決めている基準の外だから」という説明のみで、国に求めることすらしてくれません。

 

これが多様性社会を実現しようとしている自治体のあるべき姿でしょうか?

 

多文化共生社会を進める自治体のあるべき姿でしょうか?

 

私には理解ができません。改善を求めます。

 

また、この間、会計年度任用職員や、指定管理者制度等の外部委託の現場で働く人の賃金待遇について質問を重ねてきました。その答弁はいずれも、働く人たちを大切にしようという姿勢が見られませんでした。

 

2月に行った私の一般質問の中で、日本の若い世代は世界の若い世代に比べて将来に希望が持てないという回答が圧倒的に多いという調査結果を示しました。若い世代が心配しているのは、まずお金のこと、そして自分の将来のことです。

 

北区が経費削減のために導入している指定管理者施設で働く従業員の、どれだけが安定した雇用と賃金を望んでいるでしょうか? 

 

北区の会計年度任用職員のどれだけが、安定した雇用と賃金を望んでいるでしょうか?

 

若い世代が将来に希望を持てない、そういう社会をつくってきたのは、こうした人件費削減による雇用の劣化が原因のひとつではないでしょうか。

 

それを改め、雇用環境を改善することこそが、若い世代が将来に希望を持てる社会をつくることになり、少子化対策や子育て支援につながるものと考えています。

 

そうした意味で、新年度予算における子育て支援などについて一定の評価は致しますが、北区の姿勢は不十分であると言わざるを得ません。改善を求めます。

 

また、国保料金は今回、加入者平均1万円を超える大幅な値上げが示されています。今でも、払いたくても払えない人が多い中、これだけの値上げは区民生活を持続不可能にするものです。国や東京都に抜本的な改善を求めてください。そして、それが実現するまでの間、北区による大幅な区民補助の拡充を求めます。

 

私は今回の予算特別委員会を通して、これまでの経営改革の視点を変えることを繰り返し求めました。人件費削減や受益者負担の名目で施設の利用料金を値上げする事を止め、働く人のふところを豊かにすること、また、区民の負担が減ることにより、地域で使われるお金が増えることで、経済の好循環がつくられることを北区の経営改革の視点に入れてほしいと求めました。

 

北区の基金はこの間増え続け、主要5基金残高は750億円になりました。私が議員になった2011年は416億円だったのです。12年間で300億円以上も増えています。「計画事業における財政対応力は充分に高まった」、という区長の台詞はもう何年も前、今より基金残高がずっと少なかったころにでていたものです。もう十分だと思います。経営改革を止めろとは言いません。基金を積むなとも言いません。ただ、働く人が犠牲になるようなやり方をやめてほしいのです。それは働く当人だけでなく、地域の経済にも、そして北区の将来にも良い結果にはならないと考えています。

 

以上の理由により、一般会計予算、国保会計予算について、反対をします。介護保険会計、後期高齢者事業会計については賛成します。

続いて、組み替え提案です。

 

今回の組み替え提案では、物価高対策として非課税世帯約5万世帯、課税標準額200万円以下の納税者約10万人を対象にして3万円の給付金、計約45億円を給付するというものがメインですが、改めて驚きました。

 

 202331日現在、北区の人口は353760人、世帯数は202579世帯です。

 

その内、非課税世帯約5万世帯に加えて約10万人が給付金の対象となるということです。納税義務者数の約半数課税標準額200万円以下という事実です。一体この国はどうなっているのか、一方で、課税標準額が1000万円以上の方の人数は年々増えてきている状況です。改めて貧困と格差の広がりに驚きます。

 

こうした格差の放置が、経済成長を妨げている原因だと言われていますが、それを打開するのは富裕層への課税と低所得層への配分だというのは通説になっています。

 

更に今回の組み替えでは、国保料の18歳までの均等割5割減額、高齢者などへの補聴器補助制度の創設、高校生や大学生などへの応援支援金、住宅困窮者などへの家賃補助制度の創設、プレミアム付き区内共通商品券の追加発行、会計年度任用職員への勤勉手当引き上げ分の支給、という項目があり、総額48億円。

 

財源として、今年度当初は621億円あり、年度末には584億円まで減ると言われていましたが、今回750億円まで129億円も増えた主要5基金の内、財政調整基金から40億円と、まちづくり基金への新規積み立て分から8億円を減額し活用するものです。

 

これもこの間、何度も訴えているのですが、基金を使って、基金が減って、それで終わりではありません。今回でいえば、北区が積み立てている基金の48億円を取り崩す、実際には取り崩す分は40億円ですが、ということは、地域で48億円が消費活動として使われることと同じと考えられます。

 

区が積立金として貯めていたら使われることのなかったお金が、地域で消費活動として使われ、使われたお店は、仕入れなどで別のところに使い、或いは誰かの給料にかわり、また地域を循環していく、それが企業の収益にもなり、最終的に国や自治体に税収という形で返ってくる。

 

 

地域で最大の消費者とも例えられる地方自治体が、お金を使わずに貯めておくということは、その分、地域にお金が回らなくなることを意味しています。

 

これも何度も訴えていますが、何も全部使えといっているわけではありません。主要5基金残高、今年度当初621億円あって、年度末には584億円まで減ると言われていたのが、750億円まで増えたのです。計画外に増えた分が166億円あるのです。その3分の1以下です。この分使っても、今年度当初より80億円も積み増しされるんです。

 

この3年余り続いたコロナ禍で、日本でも、また、諸外国でも、鬱病を発症する方が増加しているとの記事がありました。記事によって、こどもがかかりやすいとか、高齢者がとか、女性がとかありますが、年齢性別によらず、多くの方が鬱症状を発症しているようです。その、具体的な発症理由については定かではありませんが、鬱症状によって働けなくなる人も増加しているそうです。

 

コロナ禍で緊急小口資金や総合支援資金のみならず、民間にもお金を借りていて、これから返済をしなければならないときに鬱症状になってしまい、仕事が続けられないという方もいます。

 

ただでさえ、非正規雇用で働く人は増加していて、貯金も少なく、何かあったときに借金をせざるを得ない人、働けなくなると即座に生活が困難になるという人が多い状況です。借金が苦で自殺をするなどもよく報道されています。

 

コロナ禍は、私たちの生活にこうした影響を、いや、私たちが今までつくってきた社会の「現実」をコロナ禍が露わにしたといえます。そして今回の物価高が、この状況に追い打ちをかけています。

 

長引くコロナ禍と物価高で食事の回数を減らして食費を削る家庭も報道されています。

 

いま、使わなければ、いつ使うための積立金ですか?

 

いまこそ、これを有効に活用しましょうよ。

 

以上の理由により、一般会計の組み替えを求める動議に賛成をいたします。

 

ご清聴ありがとうございました。



 二つの討論を通して、言いたいことを言いきった。と思いました。3期目4年間の議員活動の集大成としての討論だったと思います。
 予算委員会の時にも朝鮮学校の事に触れたのですが、同僚の保守系の議員に何故朝鮮学校にこだわるのかと問われました。
 正直、自分自身がこだわっているとは考えていません。ただ、差別をなくしていきたいと考えているだけです。子どもが差別にさらされていることを放置しておきたくはありません。有名な方の言葉で似たようなものがあったかもしれませんが、目の前の小さな差別を放置していると、多くの差別が生まれてくる。そして、それは最終的に、自分に向かってくる敵意となる。と考えています。
 北朝鮮にミサイル打つのを止めさせろとか、金正恩の絵を掲げているとか、反日教育をしているなどなど、いろいろなことを言うけれども、差別を正当化することはできないと思いますし、反日教育などそもそもデマです。
 だからといって、私自身も北朝鮮のミサイルの度重なる発射に対しては、これを認めるつもりはありません。しかし、こちらはこちらで、日米韓の軍事演習をしている。こちらの軍事演習はよくて、あちらのミサイル発射はだめだというつもりもありません。両方を止めることが必要だと考えています。

2023年3月24日(金)
議員賞与討論

 3月22日は北区議会の最終本会議でした。4年任期の最後の本会議で討論を2つ行いました。
 ひとつは議員の賞与についての討論、もう一つは新年度予算についての討論です。
 以下、まず賞与討論の原稿をそのまま掲載します。

 

東京都北区議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例に対する反対討論

 

 

新社会党の福田光一です。第8号議案、「東京都北区議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例」に対し、反対の立場で討論を行います。

 

この議案は、議員の3月の期末手当を廃止し、6月と12月に振り分けると共に、0.1ヶ月分の値上げを行うものだと理解しています。

 

正直申し上げて、自分の報酬が増えれば嬉しいし、下がれば悲しい、それは私も変わりません。よくある議員バッシングのように、議員報酬はもらいすぎだから下げろとか、そういう考えは私には全くありません。

特に私はここ何年か、賃金が上がることで、地域で使われるお金が増え、地域経済の好循環を生み出すことが重要であると繰り返し述べ、賃金を上げる努力をすべきだ、ということを、ことある毎に訴えてきました。賃金は上がる方がいいのです。

 

しかしながら、私自身には、「議員は最後」という思いがあります。周りの人たちみんなの賃金が上がった後で、議員の報酬も上がるというのが最も望むところです。

 

では、今回はどうか、コロナ禍で下がっていた民間の賞与が上がりました。調査では大手だけでなく中小も零細も含め半数以上の企業の賞与が上がったという記事を読みました。コロナ禍で、その前がひどかったというのもありますが、全ての企業ではないけれども、今回は上がったというところが多いようです。これは非常に喜ばしいことだと思います。

 

そして、これに連動して、国家公務員の賞与も増加しました。非常にいいことです。そしてまた、北区でも、民間の賞与と比較して、民間の方が多かったので、公民格差解消のために北区の公務員の賞与も増えました。ここも非常に良かった。

 

しかし、会計年度任用職員の賞与は上がらなかったわけです。

 

しかも、昨年度は正規の公務員の賞与が下がるのと一緒に、会計年度任用職員の賞与も下げられたのに。今回は一緒に上がらなかったのです。

 

その理由が、ここ何年か公務員の賞与を下げるときには期末手当を下げる、あげるときには勤勉手当を上げるというやり方で、会計年度任用職員には期末手当のみで勤勉手当がないものだから、下げるときには一緒に下がって、あげるときには一緒にあげないという不公平極まりない、差別的な賞与のあり方にあるわけです。

 

そんなもの、どうにでもなるではないですか。今現状、会計年度任用職員がこういう状況になっているのだから、今回は期末手当を上げましょうと、その間に制度を整備しましょうということにすればいいだけの話じゃないですか。何のための人事委員会ですか。

 

期末手当を下げて勤勉手当を上げるという、これだって問題があるんですよ。こうしたことを強引に続けようとするから、弱い立場にある人が不利益を被るんです。このような対応は認められません。

 

だいたい今回、職員の賞与を基準にしている議員の賞与も上がるじゃないですか。議員に勤勉手当がありますか? 期末手当だけというのは会計年度任用職員と変わらないじゃないですか。

 

会計年度任用職員は、本来、一番賞与を上げなきゃいけない人たちです。一番賃金をあげなければならない人たちです。

 

こうした、会計年度任用職員が差別的対応により賞与が上がらないのに、議員の賞与をあげている場合ではありません。

 

以上の理由により、第8号議案「東京都北区議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例」に反対をいたします。

 

繰り返しになりますが、働く人の賃金が上がることで、地域で使われるお金が増える、それが別の誰かの賃金上昇につながるわけです。こうして地域経済の好循環をつくっていって、周りの人たちみんなの賃金が上がって、そして最後に議員の報酬も上がる。そうした未来を心から望んで、討論を終わります。


2022年11月10日(木)
福田光一の経済政策

 この間、福田光一が北区議会や駅前などで訴えている経済政策について、簡単にビラにしたものを掲載します。

2022年9月5日(月)
国葬に対し、弔意の要請をしな旨の申し入れ

 9月5日、花川北区長、及び、清正教育長に対し、安倍元総理の『国葬』に際し、区有施設、学校等での弔意の要請をしないよう申し入れを行いました。
 日本共産党北区議団と新社会党福田光一の連名での申し入れです。

 申し入れ書の主旨は、
 区長宛のものは、
1.安倍元首相の「国葬」に 際し 、 区の施設にお いて 弔旗掲揚 や 黙祷 等 の要請 をしな
いこと。
2.職員等に対し 弔意表明を 要請 しないこと。

 教育長宛のものは、
1.安倍元首相の「国葬」に際し、学校現場での弔旗掲揚や黙とう等を 要請 しない
こと。
2.児童・生徒 ・ 教職員に対し弔意の表明を 要請 しないこと。

です。

2022年8月12日(金)
せみ取りF そして実食

 さて、この間集めてきたせみ、そして今夜の採集の成果を実食することにしました。今夜の収穫は幼虫5匹とアブラゼミの成虫2匹、警戒心の強いアブラゼミも夜になると取りやすくなり、捕虫網を使わなくとも素手で捕まえることができました。うちに帰って、下処理して、油で素揚げしました。片手にはビールを忘れずに。写真左に幼虫(左上)、ミンミンゼミ(右)、アブラゼミ(左下)です。口当たりが悪くなるそうなので、油で揚げる前に翅はむしっておきました。
 始めはちょっと抵抗感がありますが、いざ口に入れてみると、サクサクしている。ナッツのような香り、噛みしめているとエビのような味がする(あくまで個人の感想です)。幼虫が一番身がつまっていて食べ応えがある。アブラゼミはエビ感が強い、ミンミンゼミは中身がスカスカしていて、サクサクのエビの殻を食べている気がする(あくまで個人の感想です)。まずくない、むしろ美味しい。そして、ビールに合う。
 最終的な感想として、見た目の抵抗感さえ克服すれば、普通に食べられる美味しい食材です。幼虫、アブラゼミ、ミンミンゼミの順に美味しかったです。お惣菜売り場で売っていてもおかしくないと思います。子どもたちも食べましたが、7歳の上の子は最初抵抗感があるようでしたが、4歳の下の子は抵抗感なく、むしゃむしゃ食べていました。

2022年8月11日(木)
せみ取りE

 せみ取りもそろそろ次の段階に、ということで、成虫ではなく幼虫を捕獲することに重点を置くことにします。幼虫だけ見て、なんの種類のせみかはわからないので、せみの幼虫とひとくくりにします。夜7時ころ、子どもと共に団地の木を探し回っていると、見つけた。せみの幼虫。今夜は3匹ゲットしました。これまた下処理して冷凍庫へ。

2022年7月27日(水)
せみ取りD

 さてこの間、時間があれば子どもたちとせみ取りをしていますが、これまでの経験から、昼間よりも夕方の時間帯の方が見つけやすく、捕まえやすいことがわかりました(あくまで私の主観ですが)。この日も、せみ取りを行いましたが、ミンミンゼミばかり目について、一番おいしいと評判のアブラゼミがなかなか取れません。よく道に転がっているアブラゼミですが、死んだ個体や元気のない個体は捕獲の対象外です。まだ時期が早いのでしょうか? とにかくミンミンゼミはもう十分なので、狙いはアブラゼミに絞ることにしました。この日はアブラゼミ2匹ゲット!

2022年7月24日(日)
せみ取りC

 今日を最後にして、スーパー前の街頭宣伝は一時中断します。みなさま、いつもお騒がせをしてすみません、また、ご理解ご協力に感謝を申し上げます。
 午後は、住んでいる王子5丁目団地周辺でせみ取りを行いました。結構せみ取りをしている子どもたちを見かけます。暑い日差しと草むらに大量発生している蚊に辟易しながらも、子どもたちと一緒に念願のせみをゲット。今日はミンミンゼミばかり6匹も捕まえました。これも下処理して冷凍庫に保存。もう少し増やしてから実食をしたいと思います。

2022年7月23日(土)
せみ取りB

 今日は午後、音無親水公園に水遊びに、ついでに捕虫網を持ってせみ取りをしようと出かけました。
 今回は鳴き声だけでなく、姿も視認。しかし、高いところにいて手が届かない。結局今日も一匹もとれずに撤退。子どもたちは水遊びを楽しみました。

2022年7月22日(金)
朝の駅頭宣伝

 毎週4回の朝の駅頭宣伝、火曜日は東十条駅北口、水曜日は東十条駅南口、木曜日は王子駅南口、金曜日は王子神谷駅とやっていますが、コロナの影響かSNSを通してのクレームとか警察に通報されるなどがあり、お休みしていた期間が結構あります。
 今回も4月からやってきたのですが、新規感染者数がかなり増えてきたので、また、お休みに入ろうと思います。夕方の駅頭や土日のスーパー前の宣伝行動ももう少しやったらお休みに入る予定です。

2022年7月20日(水)
せみ取りA

 家の前の廊下にせみを発見。アブラゼミだ。まだ生きている。すかさず捕虫網をかぶせてゲット! しかし、一匹だけで調理するのも(油で素揚げして食べる予定)面倒なので、下処理(お湯で締めて、つまようじでおなかにいくつか穴をあけ、水気をとる)をしてジップロックに入れて冷凍庫へ。しかし、偶然によるものでなく、自力で取れる日が来るのだろうか?

2022年7月20日(水)
豆あじのから揚げ

 今日は子どもたちと料理しようと思い、豆あじを購入。えらと内臓を手で取る作業を、子どもたちに手伝ってもらいました。生の魚を触るのは初めてで、気持ち悪がっていましたが、作業自体は積極的に行っていました。下処理を終えた豆あじは、片栗粉をつけて油であげて完成。
 自家製のタルタルソースをつけて美味しくいただきました。

2022年7月18日(月)
せみ捕り@

 今日は午前中、子どもたちと稲荷公園のプレーパークにいきました。ついでに念願の(捕食のための)せみ取りを行おうと捕虫網と虫かごを装備し、いざ出陣。
 稲荷公園に到着。せみの声があちらこちらから聞こえてきます。しかし、声はすれども姿は見えず。どこにいるのか発見することができません。
 子どもたちが泥遊びをしているのを横目に、一所懸命にせみを探すも、一匹も発見できませんでした。

2022年7月11日(月)
参議院選挙2022

 7月11日、参議院選挙の開票結果が出ました。私たちがこの間、候補者として擁立・応援してきたのは、東京選挙区は服部良一さん、そして全国比例はおかざき彩子さんです。写真左は左から服部良一候補、真ん中が沖縄の山城博治さん、そして私。写真右は私とおかざき彩子さん。
 結果としては、服部さんもおかざきさんも当選することはかないませんでしたが、社民党としては福島瑞穂さんの当選、また、得票率2%を獲得し政党要件を維持したことで、今後の闘いに繋げることができたと思います。

2022年6月3日(金)
新社会党東京都本部委員長就任

 4月23日、新社会党東京都本部第27回定期大会において、私、福田光一が東京都本部の新委員長として就任しました。それまでは、副委員長として活動していましたが、新社会党兵庫県本部のおかざき彩子さんが今夏の参議院選挙に全国比例で立候補予定ということで、東京都本部も世代交代するべきだという流れがあり、今回の交代となりました。また、写真左の方は新しく書記長になった葛飾区議会議員の「みずま雪江」さんです。同じく世代交代ということで書記長の交代もありました。これから力を合わせて頑張ります。

2022年5月21日(土)
3種のコオロギ食べ比べセット

 前回、話題にした3種のコオロギ食べ比べセットですが、ネット通販で買いました。コオロギは、ヨーロッパイエコオロギ、カマドコオロギ、ジャマイカンコオロギの3種類、パウダーも入っていて、カレー味、ガーリック味、ピザ味があって組み合わせると9種類の味比べができるというものでした。
 パウダーの味が強調されてしまうので、コオロギの味自体はよくわかりません。癖があるなとは思いました。あと、これが一番感じたことですが、「小さい」なと思いました。
 最終的にはコオロギも自分で捕って食べるのがいいのかなと思いました。

2022年5月16日(月)
虫を食べる

 昆虫食のブームがきているらしい。と知ったのは、昨年の「今年の一皿」に昆虫食がノミネートされたと(たまたま病院で観たTV番組で)知った時です。
 私自身は、それ以前から普段食べ物としてみていない、実は食べられる物をいろいろ学んでいて、『どんぐり』もその一環として食べてみました。昆虫食についてもいろいろな本を読んでみました。写真右に挙げた野中健一さんの著書や、ムシモアゼルギリコさんの著書、田下昌志さん他の著書「信州人虫を食べる」等、いろいろ読んでみました。
 読むだけではなく実際食べてみようと思い、幾つか試してみました。写真左はイナゴの甘露煮、写真真ん中はざざ虫です。他にも蚕の蛹の佃煮、同じく蚕の蛹ですが、ポンテギという韓国の缶詰、蜂の子の佃煮、ネット通販で購入した3種のコオロギ食べ比べセットなど。
 私が食べていると子どもたちも欲しがるので、いくつかあげましたが、特に忌避感なく食べていました。
 次の夏はセミを捕って食べてみようという約束をしたので夏が楽しみです。

2022年1月11日(火)
すりたてが美味しい

 何年前になるでしょうか?結婚してすぐのころ、胡麻すり器(写真左)を購入しました。それまではすり鉢とすり棒を持っていましたが、手間がかかるのと、すり鉢に残る胡麻がもったいなくて、ほとんど使っていませんでした。
しかし、すりたての胡麻の香りは好きなので、キッチン用品売り場で偶然見つけた上記の胡麻すり器を購入したところ、非常に素晴らしい香りと手軽さで、我が家になくてはならない道具になりました。
 写真真ん中は黒コショウをする物で、詰め替え用の黒コショウを入れて使うと、これもまた素晴らしい香りがするので重宝しています。写真右はHouseの「香り七味」で、これも非常に香りがいいので使っていますが、詰め替え用の子袋が売っていなくて、これを探してあちらこちらのスーパーを探し回ったことがあります。今は役所近くのサミットに置いてあるのを発見したので、そこで購入しています。ネットでも買えるのですが、配送料が高くつくので利用しません。
 手軽さと美味しさを楽しめる、すりたてを味わえるアイテムの紹介でした。

2022年1月10日(月)
どんぐり

 2021年秋、台風の次の日、子どもを連れて北区立神谷堀公園にいきました。たくさんのドングリが落ちていたので、持ち帰って食べてみることにしました。
 どんぐりは縄文時代から食べられていると聞いたことがあり(調べてはいません)、インターネットで、どのドングリが食べやすいか、どう食べるのかを調べたところ、椎(しい)の実は食べやすいという事で、マテバシイの実を拾い集めました。他のドングリはあくが強く食べるまでにあく抜きをしなければならないという事です。※椎の実をどんぐりというかどうかは議論があるそうです。
 何故、どんぐりかというと、まず食べれるという事は知っていても食べたことがありません。同じように、食べれるものなのに、食べたことがないので食べ物と認識していないものがたくさんあるという事を、この間の読書体験を通じて知りました。※参考文献 小崎順子「おいしい雑草料理」
 その本には出てきませんが、有名どころとして「どんぐり」に挑戦してみることにしました。
 どんぐりと言ってもその種類は数多く、様々などんぐりがある中で、マテバシイはあくがなく、そのまま食べれるという事を知り、とりあえず乾煎りすることにしました。
 ネットではそのまま乾煎りと書いてありましたが、試してみると、加熱中に殻にひびが入るのはいいけれど、ひびが入らないものは黒く焦げて、中身が真っ黒になってしまい食べられたものではないので、殻にひびを入れてから乾煎りをすることでうまくいきました。
 食べてみると、食感はかたくぼそぼそしていてそのままではあまりおいしくありませんでした。しかし、子どもたちは「美味しい美味しい」「もっともっと」と食べていました。以前読んだ本には、パンを焼くときに砕いたどんぐりを混ぜていたことを思い出しましたが、パンを焼くのは大変なのでパスしました。
 とにかく、食べれることを体験したので、他の食材(と認識していないけど食べれるもの)にも挑戦していきたいと思います。

2021年8月4日(水)
ズッコケ3人組

 7月22日、作家の那須正幹さんがお亡くなりになったという報道がありました。小学生のころ、「ズッコケ3人組シリーズ」を読んでいました。当時、親に文庫版を買ってもらい、ワクワクしながら読んでいました。小学校のクラスでも流行っていたのを覚えています。
 それだけでなく、現在、上の子がズッコケシリーズが好きで(6歳には早いと思うが)、図書館で借りてきて読み聞かせ(自分では読めない)をしてあげているところでした。6月頃からシリーズの頭から読み聞かせを始めて、那須さんの訃報に接した7月22日は「ズッコケ心霊学入門」という本を読み終わった日でした。
 改めて読んでみると、中身をほとんど覚えていません。ただ印象的なシーンは覚えていて、無人島でゆり根を食べるシーンを読んで、ゆり根という食べ物を初めて知ったことや、株式会社の話でインスタントラーメンを作って売ったシーンなどを覚えています。
 自分が読んでいない話もたくさんあるので、子どもに読み聞かせしながら、自分も「ズッコケ3人組」のお話を楽しみたいと思います。大人になった続編もあるようで、楽しみです。

2021年7月24日(土)
東洋経済

 東洋経済の記事を紹介します。金剛のテーマは株式についてだったので、株なんてやってないしやるつもりもないという人には全く関心がないものかもしれません。しかし、それ以外にも結構面白い記事がありました。その一つが、Global Eeyという連載記事で「CEOの増長こそ諸悪の根源 経営者はそんなに偉いのか?」という記事でした。
 最近、世界の大企業が、環境や健康促進に向けた自社計画を高らかにうたい、反響を読んでいます。今日の経営者は企業の責任に新たな時代を開こうとしているのかもしれない。過去数十年間の「株主至上主義の経営」に対して「株主価値の最大化が企業の唯一の目的であってはならない」とする議論が増えてきている。しかし、だからといって、経営者の裁量権を拡大し、経営者善意を期待してはならない。そうなれば、その職権は間違いなく濫用される。とする内容で、市民の声こそが大事だというものでした。
 「会社はだれのもの」という議論が起きると、「経営者のもの」或いは「株主のもの」などという主張が出されますが、私は、会社は「そこで働く従業員のもの」であり、また、「社会のもの」という立場で政治に携わっていきたいと思います。

2021年7月19日(月)
東京オリンピック・パラリンピックについて

 東京オリンピック・パラリンピックが目前に迫っています。私は6月15日に行われた北区議会の本会議質問の場で、今夏の東京オリンピック・パラリンピックの中止を、国や東京都、組織委員会に求めるべきだとの訴えをしました。
 東京五輪については招致の時に、「復興五輪」という欺瞞に対して批判をし、招致を反対しましたが、その後、開催が決定された段階で、北区議会の五輪成功を求める決議に対しては、「決まったからには成功してもらわなければ困る」との考えで賛成をしましたが、しかし、さらにその後、「スマートで経費の掛からない五輪」の約束が反故にされ、莫大な経費がかかること、選手にとって過酷な真夏の開催が現実化したことで改めて、東京オリンピック・パラリンピックのあり方に反対を表明しました。
 今回、コロナ禍での開催は、コロナの感染拡大の懸念、コロナにより国際大会として非常に不十分な状況、例えば代表を決める選手権大会が開けなかったり、有力選手が出場を辞退したり、また、事前キャンプの中止などもあり、東京オリンピック・パラリンピックを開けるような状況ではないはずです。そうした理由で本会議の場で中止を求める訴えをしました。区の答弁では中止を求める考えはないというものでした。
 今回の一連の東京オリンピック・パラリンピックに係わる不祥事等を見ていると、オリンピック自体が本当に必要なものなのか疑問に思います。金儲け主義に走り、特定の企業が儲かるためのスポーツの祭典(?)を、国民の生活が苦しい状況を無視して、税金をふんだんに使って行うことになんの価値があるのでしょうか?
 オリンピックは、その在り方自体を見直すべきだと思います。

 また、仮にオリンピックが強行された場合に、子どもが動員される「学校連携観戦プログラム」の中止を求めました。当時の答弁は非常にあいまいなものでしたが、その後、北区は「プログラム」による五輪会場での観戦を中止し、学校内で別の行事を行うことに決めました。それについては非常に良かったと思います。コロナも心配ですが、熱中症のリスクが非常に高いと思っていました。中止したことについて保護者からのクレームがあったとも聞きましたが、中止にしても、或いは実施したとしても、それに対してのクレームはあります。ならば、何を重要視して判断するかが大事です。今回は児童生徒の健康を重要視して中止を決定したことを北区教育委員会は堂々と説明するべきです。
 その後、東京都が当プログラムの中止を決めたそうですが、もっと早く東京都が中止を決めていれば、学校教員のクレーム対応(電話で一時間とかあったそうです)など余計な負担もなかったのにと思います。

2021年7月17日(土)
読書のこと

 前回、意識的に読書をするという事を話しましたが、どういう本を読めばいいのかというのは悩みの種となってしまいます。そこで、私の不得意分野である経済関係の本を読もうと思いました。
 北区の議会図書室には、「週刊東洋経済」という週刊誌があるのを知っていたので、それを毎号読むようにしようと思い立ったのが、昨年の夏のことです。それからまだ一年は経っていませんが、なんとか読み続けています。最初はあまり頭に入ってこなかったので読み進めるのが大変でしたが、最近では、記事の中で紹介している本などにも手が伸びるようになりました。
 先日読んだ中で、ジェンダーについての特集記事がありました。ジェンダーについては、主に雇用や賃金面で北区議会でも訴えたことがありますが、世界でもかなり遅れているという事を改めて学習しました。また、別の記事には、「民主主義の価値を知らない日本人」というコラムがあり、なるほどなと納得しました。そういうわけで、こうした記事なども紹介していけたらと思います。 

2021年7月16日(金)
読書のこと

 議会活動や政党活動など、また家事や育児で時間が取れないという話を前回しました。それと同じ理由で、本を読む時間が全く取れないという状況が続きました。私は結構、本を読む方だったのですが、2019年にはたった9冊しか本を読んでいないことがわかりました。というのは、その前の年から、読んだ本をすべて記録していたので発覚しました。
 これはまずいと思いました。本を読むという事は知識を得るという事で、もちろん議会関連の資料は読みますが、それ以外、社会でどのような事が起きているか知識のアップデートができていないという事で、ネットニュースや持ってる知識だけでは議会の質問や選挙の応援などをするのに限界がきます。ということで、次の年、つまり2020年には意識的に読書をしようと思いました。
 もちろん、かたい本も読みますが、それだけでなく娯楽小説やエッセイなども結構好きで読みました。そうこうしているうちにコロナ禍がおき、前回お話ししたように駅頭宣伝の自粛や各種会議の中止や延期、リモート会議による移動時間の短縮等があり、そうした時に読書を進める事が出来ました。
 まあ、その間にSNSでもやればいいのでしょうが、あれは結構神経を使うので、ひとつ記事を作るたびにかなりの時間を使うことになり、あまり頻繁にはできません。それに不特定多数の人に見られても、興味のない人には全く関心を得られないと思うので、私の活動に関心があり、ホームページをわざわざ見に来る人を対象とした方がいいかなと思い、今回はホームページの更新を進めることにしました。
 話がそれましたが、2020年はそうして読書を進めることができました。そうして読んだ本の内容も、少しずつ紹介していけたらと思います。

2021年7月15日(木)
久しぶりの更新

 一人目の子どもが6際と2か月、二人目は3歳と4か月になりました。この間、議会活動や政党活動、自身の選挙や他候補の選挙の応援等などに加え、家事や育児に忙殺され、ホームページの更新がほとんどできない状況でした。
 また、SNSでもやろうかと、TwitterやFacebookなども始めてはみたものの、これもまた多忙のため続かず、対外的な発信はビラを中心に行ってきました。週4日の朝の駅頭と週2日の夕方の駅頭でビラを撒くので毎週作りました。また、定例会毎にくつくる議会報告のビラは年4回作り、地域に2万枚ポスティングしてきました。
 しかし、コロナ禍で駅頭宣伝の自粛がはじまり、ビラの配布も少なくなりました。こうなると、様々活動はしていてもなかなか区民への報告ができないことになりました。さすがにこれは対外発信をしていかなければならないと危機感を感じ、今後、少しずつホームページの更新をしていきたいと思います。
 いつまで続くかわかりませんし、頻繁ではないかもしれませんが、よろしくお願いします。

2019年6月25日(火)
活動報告

 朝の駅頭宣伝で配っているビラです。ご参照ください。

2019年6月21日(金)
活動報告

この間、朝の駅頭宣伝活動で配ったビラを紹介します。新社会党が毎月出している「こんにちは新社会党です」の6月号です。

2019年6月7日(金)
北区議会第一回臨時会報告
 2019年北区議会第一回臨時会の報告ビラを作成しました。
2019年5月23日(木)
議会報告のビラ
 この間、毎週ビラを発行し、朝や夕方の駅頭宣伝で配っているのですが、ビラをホームページやSNSで見れるようにしてほしい、という要望が寄せられましたので、掲載してみます。図表の出典は、朝日新聞18年11月10日(100号)と文科省(99号)です。
2019年5月1日(水)
日比谷メーデー
 今日は日比谷メーデーに参加。毎年、新社会党は集会が始まるまでの間、霞門の前でマイクアピールとビラ配布を行っています。私も毎年マイクを持ってアピールさせていただいています。今日は、団結の重要さを私なりに訴えさせていただきました。
2019年4月29日(月)
駅頭宣伝のこと

 選挙も終わったので、日常活動を再開しました。週4回の朝の駅頭宣伝と、週2回の夕方の駅頭宣伝です。
 火曜日の朝は東十条駅の北口、水曜日の朝は東十条駅の南口、木曜日の朝は王子駅の南口(栄町口)、金曜日の朝は地下鉄王子神谷駅の出口でやってます。
 火曜日と金曜日の朝は、4年半以上ほぼ毎週、挨拶とビラの配布活動を行っています。水曜日と木曜日の朝は、昨年の5月の連休明けから始めたので、1年ほどですが、ほぼ毎週行ってきました。
 夕方の駅頭に関しては、火曜日と金曜日の夕方に行っています。北区には駅が多いので北区中の駅をぐるぐる回って行っています。
 雨の日は中止していますし、別の要件でできない場合もありますが、それ以外はできる限り行ってきました。
 これからもできる限り続けていこうと思います。写真は東十条駅南口です。

2019年4月22日(月)
北区議会議員選挙のこと

 当選しました。31位で2436票、順位も得票数も前回より伸ばすことができました。区民の負託にこたえるために、これからもダメなものはダメと言い続け、区民福祉向上に向けて頑張ります。
 写真は選挙中に応援に来て下さった山本太郎参議院議員と、残念ながら区長選で落選した川和田ひろしさんと一緒の写真です。

2019年4月8日(月)
議会報告ビラ

 北区議会の定例会ごとに出しているビラです。第4定例会後の新年号(上2枚)と第1定例会後の春季号(下2枚)です。議員生活2期目4年間の集大成として作成しました。

2019年4月6日(土)
選挙のこと

 2019年4月14日に告示される、北区議会議員選挙に3期目の立候補を予定しています。これまで通りに新社会党の公認、緑の党グリーンズジャパンの推薦と共に、今回は自由党の推薦もいただきました。
 また、個人的に山本太郎参議院議員や宇都宮健二弁護士、講談師の神田香織さんからも応援を頂いています。皆さんありがとうございます。期待に沿えるよう、また区民の皆さんの負託にこたえるよう全力で頑張ります。上記写真は3連ポスターの一部です。

2018年11月27日(火)
山本太郎講演会 宣伝行動

 2018年11月30日金曜日、東京都北区の岸町ふれあい館で上記講演会を行います。時間は夕方6時半から8時半まで、山本太郎参議院議員への質疑応答をメインとした講演会です。多くの方のご来場をお待ちしています。参加費として500円いただきますが、会場代等に充てさせていただきます。
 ということで、本日はJR王子駅北口改札前で宣伝行動をさせて頂きました。主催の「憲法を生かす北区市民の会」、後援団体の「東京北区地域ユニオン」「福田光一事務所」の共同宣伝活動でした。

2016年6月19日(日)
沖縄と連帯 国会前集会

 今日は19日行動の日です。19日行動とは昨年9月19日に強行可決された戦争参加法に反対をするために、毎月19日に抗議行動をしようというものです。そして今日は沖縄県の県民大会があるということで、沖縄と連帯し、辺野古新基地建設反対、日米地位協定の見直し等を求める国会前集会が行われました。1万人くらい集まったと報告がありましたが、沖縄ではその数倍の人が集まっていたそうです。ここに、沖縄と本土の温度差があると思います。本土の人間は沖縄のことを他人事と考えずに、自分たちのことと捉えていくことが本当に大切だと思います。自分さえよければいいという考えが横行している感じですが、困ったとき、苦しいときこそ助け合い、支えあうのが人間の素晴らしいところだと思います。これからも沖縄と連帯して頑張っていきましょう。
 ※写真は国会前に集まっている人たちです。

2016年6月15日(水)
区民生活委員会

 昨年度に引き続き、今年度も区民生活委員会の委員となりました。今回は陳情は無かったので、議案について少し報告します。
 今回の議案では、体育施設の利用料金制の拡大が上程されました。私は現時点では利用料金制を取るべきではない。と、この間主張を続けてきました。
 利用料金制度というのは、まず前提として指定管理者制度を導入している施設ということになりますが、指定管理者制度自体に私は反対しています。区の説明では民間の活力を利用して、とか区民サービスの充実の為とか、聞こえの良い理由を述べてますが、結局は民間に安く仕事をさせるためのものであり、その犠牲になるのは現場で働く人たちになります。
 そして、もともと施設の利用料金は区の収入となるものですが、これを指定管理者の収入とすることで、委託先の事業者が利用率アップの為により頑張るだろう。そしたら、利益が増えた分は事業者の収入になる。減った分は事業者の負担となる。区としては現行の指定管理料よりも安く委託させることで支出を減らすことができるというものです。
 しかし、赤字が出た場合その負担を押し付けられるは誰でしょうか? この間、働く人の厳しい実態を、議会でも度々訴えてきましたが、現場で働く人がその負担を押し付けられるのです。賃金引下げ、或いは現場の人数の削減。こうしたことが容易に考えられます。
 だから、現状では利用料金制を取るべきではない、現場で働く人を守る仕組み、たとえば公契約条例のようなものを作ってから、指定管理者制度も、そして利用料金制度もおこなっても決して遅くは無いと主張しました。
 区の理事者(部課長級)の方々は、委託の現場で働く人が低い賃金で働かされていても、それは民間のことだからといって介入しない姿勢を取っています。だったらその金額で働いてみてください。といつも思っています。働く人を大切にしない姿勢は、いつか北区に大きなしっぺ返しをすることになると、私は思っています。
 既にそれは始まっているのかもしれません。例えば必要なときに保育の人材がいないという保育士不足として。区の責任は非常に重いと思います。

2016年6月12日(日)
朝鮮中高級学校 文化祭

 今日は地元にある朝鮮中高級学校の文化祭に行ってきました。創立70周年だそうです。上部、右の写真はラグビーの練習試合の様子です。昨年度全国大会に出場した強豪ということもあり、たくさんの高校が集まって、胸を借りていたのだと思います。左は合唱をしている生徒です。出店もたくさん出ていて、盛り上がっていました。
 差別やヘイトスピーチの対象とされやすい朝鮮学校の皆さんですが、一部の偏った思想の差別主義者や、それを政治利用する一部の議員に負けずに頑張ってください。

2016年6月10日(金)
本会議

 今日は北区議会の本会議です。選挙が近い為か、個人質問が2名だけなので、代表質問と同日に行いました。いろいろ聞いていて思うところは多々ありますが、いくつか取り上げたいと思います。

 まず、ライフラインについて、私のところにも相談がありましたが、最近では電気・ガス・水道を簡単に停めてしまうようです。北区のみならず多くの自治体では、ライフラインの検診や集金を通して、一人暮らし高齢者などの見守りの協定を結んでいます。しかしこの間、料金が払われないというだけで、簡単に停められてしまいます。

 もちろん、料金を払わないというのは大きな理由かもしれません。しかし、各家庭の事情もあります。私が相談を受けたケースでは、大家さんが病気入院中で払う事が出来ず、そこに住んでいる人たちが何ら対応できないうちに止められてしまったというものでした。他に、経済力はあるけれど認知症で対応できなかったケースや、母子家庭で生活が苦しいというケース、単に払い忘れたケース。特に最近は生活が苦しくなる一方なので、経済的に苦しいケースが増えてくると思います。

 こうした時に本当に簡単にライフラインを停めてくる事業者に対して、区民の生命を守る立場からも、区が事業者に対して強く意見をしてくれなければ誰が区民を守るのでしょうか? 何の為に税金を納めてきたのでしょうか? 北区しっかりしてください!

 

 次に、浮間と赤羽を繋ぐバス、赤06便が7月末で終了してしまうので、そこの利用者、特に高齢者が多いですが、8月からどうすればいいのだ? という問題です。

 これに関しては区の答弁は、8月以降のことは考えていないというものです。それだけでもおかしいのに、さらに業腹なのは、この答弁が出た後に後方から『よし!』という声があがったことです。間違いだったらすみませんが、声に覚えがあります。あなた、浮間地区の議員でしょうが? 区民の足がなくなる。特に高齢者や不自由な方が非常に困ることになるのに、その態度は何ですか? 非常に不愉快でした。

2016年6月5日(日)
消防団操法大会 国会前大集会

 今日は午前中に消防団の操法大会がありました。この間、練習を続けてきましたが、住民から騒音の問題で抗議があったりで、なかなか思うようにはいきませんでしたが、練習の成果がでて優勝することができました。

 昼からは、戦争法の廃止を求める国会前大集会に参加しました。今回は時間に間に合わない為に、国会前ではなく、日比谷公園で集まっている同集会に合流しました。

 当日は4万人集まったそうです。前回の12万人と比べると少ないなという思いがありますが、皆さんお疲れ様でした。

2016年6月3日(金)
全員協議会 葛飾まなぶ講演会

 今日は全員協議会です。今定例会で上程される議案の説明が行われました。

 夜には葛飾区で講演会を頼まれたので参加しました。テーマは『暮らしと政治』です。約1時間、北区議会で感じたことを、行ってきたことなど、この間の事を中心に愚痴にならないように話しました。

 講演会など初めてです。話す時間も長いし、準備がなかなかできなくて難儀しました。しばらくはやりたくないです。

2016年6月2日(木)
児童館運営委員会

 今日は児童館運営委員会に参加しました。私は東十条東児童館での委員会に参加しています。この児童館にはこの間、私的に利用させていただいていますが、職員の皆さんにはいつもお世話になっています。その間に感じたことを意見として言わせて頂きました。これからもよろしくお願いします。

2016年5月30日(月)
無会派議員総会?

 今日から北区議会の第2定例会が始まります。1人会派ではなくなってしまったので、無会派議員総会だそうです。

 政務調査会長会にも参加できなくなりました。本来、全議員一致を目指すべき意見書は、今回から交渉会派の中だけで全員一致を目指すものに変わりました。しかも、私達がその意見書案に対して質問があっても、独自に提案会派に聞きに行け。ということだそうです。意見書を通したいのは私達ではなく、提案会派なんですが、私達に対して理解に努めろ。という姿勢です。

 お断りです。


 また、今回の定例会では、政務活動費の交付についての条例改正があります。これまで北区議会では、会派に所属していない議員がいないため、政務活動費は会派に交付するという規定でしたが、今回、無理矢理『無会派』という規定にしたため様々な影響がでますが、その一つです。無会派議員にも交付できるように規定の整備を行います。

 政務活動費に関しては馬鹿な使い方をしてきた議員が話題になった為に批判が大きいですが、これが無いと議会報告のビラ作成や手紙の発送ができませんし、事務所の維持もできなくなります。

 先述の経緯があるので制度改定には業腹ですが、これは認めていきたいと思います。

2016年5月29日(日)
区議会報告会

 今日は区議会報告会を行いました。場所がなかなか取れなくて、 日曜の夜という時間帯でしたが沢山の人に集まっていただきました。ありがとうございました。また、開催にあたり手伝ってくれた方、歌や踊りを披露してくださった皆さん、本当にありがとうございました。

2016年5月23日(月)
臨時議会

 今日は臨時議会です。この日から私達1人会派だった議員たちは、『無会派』とされました。交渉会派の皆さんはこの間、委員長・副委員長のポストの取り合い会議を続けていました。公明党さん10人の会派で10個のポストに希望を出すのは、強欲ではないですか? いくつか引っ込めたようですが、区民が見ていないところでも紳士でいて欲しいと思います。

2016年5月3日(火)
憲法集会

 今日は有明防災公園での護憲派の憲法集会に参加しました。しかし、朝から電車は止まっている、ユリカモメは止まっている、なかなか辿り着けない状況だったそうです。(私は遅れて行ったので大丈夫でしたが)それでも5万人が参加したそうです。

 当日の発表で、この間取り組んできた『戦争法の廃止を求める統一署名』が、1200万筆集まったそうです。ものすごい数です。締め切りが、6月末まで延びたそうなのでこれからも頑張ります。

2016年5月1日(日)
日比谷メーデー

 今日は日比谷のメーデーに参加しました。日曜日だったおかげか参加者も多かったです。

 この間の安倍政権の動きは、戦争法だけでなく、働く人たちにとって厳しい法整備を目指しています。安心して働ける職場、社会を実現するためにこれからも頑張ります。

2016年4月17日(日)
戦争法廃止北区民集会

 今日は北区内の超党派の議員、団体・組合、多くの区民の協力で戦争法を廃止させようという取り組みが行われました。

 政党としては民進党、共産党、社民党、生活の党と山本太郎と仲間達、そして私達新社会党です。

 パレードはさよなら原発の時と同じく王子5丁目団地まで行い、今回も『サンバ・ナ・ファ』の皆さんが来てくれました。

 この日は朝から暴風雨で大変でしたが、集会が始まると雨が止んで、風も多少落ち着いたのでパレードもしっかり行えました。皆さんお疲れ様でした。

2016年4月9日(土)
新社会党 東京都本部 定期大会

 今日は新社会党東京都本部の定期大会です。新社会は結党20年、非武装中立と平和革命を求めて、活動を続けています。憲法を基に平和・人権・民主主義を確立し、平和革命によって民主的な新しい社会主義社会を実現することが私たちの目標です。

 この間の安倍政権の動きは決して許容できるものではありません。安倍政権打倒を目指して今年の夏の参議院選挙に臨んでいく事を確認しました。

2016年4月8日(金)
議会運営委員会

 この間、自民党会派が主導してきた1人会派を無くす動きについて、本日、議会運営委員会で強行されました。

 この間、幹事長会で議論をしていたそうですが(その度に報告を聞いています)、そこで結論が出ないため(幹事長会は原則全会派一致です)議会運営委員会 に出してきました。これも、議会のルール違反です。しかも、自分たちが勝手に議会運営委員会に出してきたにもかかわらず、説明を求める委員の質問に議長は全く答えないどころか、自民党会派の採決を求める動議により、何ら説明がないまま賛成多数で可決成立してしまいました。

 賛成したのは、自民、公明、民主です。北区議会の与党会派により、議会ルールの勝手な変更を強行されました(公明、民主は今回のやりように苦言を呈していましたが、)。本来、議会改革検討会によって、全会派一致で決めるべき事を、その手続きを経ずに変えてしまう、これまた傲慢な議会運営です。この間、他の自治体に比べて民主的だった北区議会はすでになくなりました。自公民で多数派を形成している限り、特に自公で過半数を持っている限り、北区議会に民主的な運営は取り戻せません。この日記を見ている皆さん、北区議会に民主的な運営を取り戻すために、ご協力をお願いします。

2016年3月23日(水)
最終本会議

 今日は最終本会議です。今定例会では、議員報酬の増額が議案として上程されました。もちろん私は反対しました。しかしこの間、身を切る改革をするんだ!として、議員定数の削減に取り組んできた人達は1人も反対しませんでした。身を切る改革は何処に行ったんですかね?

 終了後、幹事長会が開かれ、そこで自民党会派がまた、とんでもないことを言い出しました。幹事長会の報告でききましたが、この間の私たちの『正論』に耐えかねたのだと思います。こんなことを言い出したそうです。

「インターネットで調べたところ、会派とは2人以上の集団を意味する。よって1人会派は会派でなくすべき」というものです。

 北区議会の先人達が長い年月を掛けてつくり守ってきた民主的な北区議会の運営を、ネットで調べた事により否定するという、暴挙を行おうというわけです。自民党さん、あなた達が守らなければならないルールを否定して、数の力でルールを作り直そうというのは傲慢ですよ。自分たちのやっていること省みてください。子供には見せられないくらい教育に悪いことをしていますよ。

2016年3月16日(水)
予算の区別委員会 最終日

 今日は予算特別委員会の最終日です。個人番号カードについて質疑をしました。この制度によって、区内の高齢者や子ども達が不利益を被ることがないように、詐欺の手口などの区からの情報発信や個人情報の大切さの教育を行うべきだと主張しました。最後に子どもの貧困対策について時間がなかったので、思うことを途中まで訴えました。

 今回の予算については、一般会計、国民健康保険事業会計、後期高齢者医療会計に反対しました。

2016年3月14日(月)
予算特別委員会 6日目

 今日で予算特別委員会も6日目です。今日は一般会計歳入・各特別会計歳出です。

 この間、高齢者を中心に区民の税負担・社会保険料負担が増加し続けています。そうした中、消費税増税や法人税減税が行われることは何を意味するのか? 区民の生活を守るために、国に対して消費税増税や法人税減税はすべきではないと主張するべきだ。との趣旨で質疑を行いました。また、国民健康保険窓口の外部委託について、否定的な立場で質疑を行いました。時間切れとなってしまいましたが…

2016年3月13日(日)
さよなら原発in飛鳥山

 今日はもう、毎年恒例となってきた感のある、今年で5回目となる『さよなら原発in飛鳥山』を行いました。今回はデモのコースを変更しました。今までは、王子三角公園から出発して首都高の出口まで行き、北本通りを帰ってくる、わりと短いコースでしたが、今回は三角公園出発は変わりませんが、王子5丁目団地まで行き、そこで解散するというものです。

 また、今回は国会周辺で脱原発活動で活躍している『サンバ・ナ・ファ』の皆さんに来ていただき、歌とパレードでのリズム隊として活躍していただきました。

 非常に盛り上がりました。福島原発の事故が『風化』させられそうな状況ですが、忘れてはいけないことを決して忘れない。という思いで、今後も取り組んでいきます。

2016年3月11日(金)
予算特別委員会 5日目

 今日は予算特別委員会5日目、教育費についての質疑です。私は主に労働問題に取り組んでいますが、今回は学校、特に中学校教諭、部活動顧問の働きすぎ問題を取り上げました。

 この間、署名活動等が行われています。内容は『教師に部活の顧問をする・しないの選択権をください』というもので、この問題を取り上げ、学校教諭の負担軽減について質疑と要望を行いました。

 さて、本日も理事会が開かれました。テーマは私の発言への取り消し要求についてです。事務局に突貫作業で議事録を作成して頂き、朝には配られました。そこで中身を確認して頂きました。

 自民党会派は「委員会に相応しくない。議会の混乱を招いたとして、取り消しの上、謝罪しろ」との事です。公明党会派さんも同調、「委員長が止めたら発言を止めて、不服があれば理事会で主張するべきだ。」とのご意見です。

しかし、先日の記事に書きましたが、こちらが理事会を求めても、それを開くかどうかは正副の委員長が決めます。との回答でした。それが開かれない場合、私の意見は何処にも主張できる場がなくなってしまいます。この言論の府と言われる『議会』でです。

 公明さんの言い分は正論ではありますが、議会の運営を自分勝手に行っている、つまり、ルールを無視している側が言うべきことではありません。ルール通りにやっていれば、私の質問が止められることさえないはずです。

 こうした要求に対して、私は委員会に相応しいと思っている。との理由だけを述べて、取り消しに対して拒否しました。

 共産党会派、民主党会派も発言取り消しをするべきでないという意見。私と同じく1人会派のおおさか維新系の会派も私達に同調してくれました。つまり、取り消し要求してきたのは自公だけです。共産党会派はむしろ発言を止めるべきでなかった。発言を止めるのが早すぎる。との意見を頂きました。

 そのおかげか、取り消しはなりませんでしたが、委員長が余計な一言を言っていました。議会の混乱を招く発言に関しては委員長の職権で取消せるけれども、今回は大目に見てあげる。という旨の発言です。議会の混乱を招いたのは一体どちらなのでしょうか?

2016年3月10日(木)
予算特別委員会 4日目

 今日は予算特別委員会4日目、地域の課題をいくつか取り上げました。

 十条跨線橋と東十条駅南口のバリアフリー化と駅前広場の問題、日本製紙物流跡地にできる商業施設の問題、コミュニティバスの問題、空き家の問題をそれぞれ質疑しました

 

 さて、委員会終了後理事会が開かれました。初日の議会費での私の発言の取り消し要求が出たということで、それがテーマです。予算委員会に相応しくないとの意見が自民党会派から出されました。

 これに関して、発言の内容を議事録で確認して、次回改めて理事会で決定するとのことです。

2016年3月8日(火)
予算特別委員会 3日目

 今日は予算特別委員会3日目、福祉・衛生費の日です。

 まず、保育士さんの処遇改善について質疑を行いました。これについては昨年の予算特別委員会と決算特別委員会でも質疑をしています。この間、『保育園落ちた日本死ね』というブログが評判になって、その中で待機児の問題だけでなく、保育の質の問題もメディア等で取り上げられています。そうした中で保育士の処遇改善についても、大きな課題となってきました。 これはいいチャンスです。保育の質の向上には保育士、また、保育園で働く人たちの処遇改善は最大の課題だと思います。

 NHKの報道番組で労働崩壊というテーマが取り上げられていました。働く人たちを大切にしない自治体運営によって、様々な悪影響が出ている。というものです。

 保育士さんなどを非常勤や臨時職で安い賃金で働かせることを正当だと思っている区の部課長級の方々には、ぜひその賃金で働いてみてほしいと思います。そうすれば、彼らに対しての処遇改善にもっと取り組んでくれるのではないかな?

 他に子どもセンターやティーンズセンターについての質疑も行いました。

2016年3月7日(月)
予算特別委員会 2日目

 今日は予算特別委員会2日目、総務費・公債費・諸支出金・予備費を質疑します。

 総括質疑の続きから行いました。非常勤職員・臨時職員等の非正規公務員の処遇改善についてです。次に指定管理者制度の問題と利用料金制についてです。そして、それらを踏まえて、働く人を大切にする行政運営を、そして、公契約条例の必要性を主張し、制定を求めました。

 つまり、区の発注する仕事の現場で働く人の賃金の最低ライン(国の最賃よりも高く)を決めるというもの、また、労働法違反などが発覚した場合は入札から除外する等の整備が必要であると思います。

2016年3月6日(日)
新社会党定期全国大会

 新社会党の全国大会は毎年、東京の連合会館で行います。全国で頑張っている仲間達に会い、交流する貴重な機会ですが、いろいろ地元のイベントがあったり、予算特別委員会の準備があったりで慌しく終わってしまいました。来年また会いましょう。

2016年3月4日(金)
予算特別委員会 初日

 今日から予算特別委員会が始まりました。初日は総括質疑と議会費です。総括質疑では毎回雇用の問題を取り上げています。最初の質問だけは区長が答弁するというのが、北区の予算特別委員会の通例となっています。その為、最初の質問はあらかじめ区側から原稿を求められます。もちろん原稿を出さない議員もいるかもしれませんが、きちんと答弁をいただく為に、私は最初の質問だけ原稿を提出することにしています。

以下、その文章をそのまま掲載します。

『それでは、新社会党議員団の総括質疑を始めさせていただきます。まず、毎回やっておりますが、労働情勢について少しお話をいたします。数字は総務省統計局の出している労働力調査の2015年10月から12月の平均値というものを主に参考にしています。

 労働者のうち役員を除く雇用者が5322万人、正規雇用が3307万人、非正規雇用が2015万人です。私が議員になって、初めて一般質問したときにも同じく労働情勢についてお話をしました。当時は20119月ですけども、役員を除く雇用者の数は5192万人、正規雇用の数は3416万人、非正規雇用の労働者の数は1776万人でした。全体として、役員を除く雇用者の数は当時から130万人ふえているというものの、その内訳は非正規雇用の数が239万人ふえて、逆に正規雇用者の数は109万人減っています。現在の労働状況が非常に厳しいものだということがわかります。

 特に女性の非正規率は高くて、男性非正規率22%に比べて、女性での非正規率は57%となっています。また、非正規雇用で働く人全体のうち、女性の割合は68%、非正規雇用労働者の3人のうち2人が女性ということになっています。男女間の賃金格差拡大の原因ともなっており、さまざまな国際機関からこれは差別的取り扱いではないかと指摘されております。

 また、この間の雇用者数の伸び、雇用環境が改善したのかというよりも、実は現役を引退した世代が働かなければ生活できなくなったといった実態が多く、65歳以上の就業者の数は、20119月には573万人でしたけども、201512月になると750万人となっており、177万人、65歳以上の就業者の数がふえていると。先ほど挙げた雇用者数の伸び、130万人と比べてみても、雇用の改善というよりも、引退した世代の生活が非常に厳しいというものがわかると思います。

 また、非正規雇用の労働者のうち正規の仕事がないので、非正規として働かざるを得ない人、不本意非正規と呼びますが、男性非正規641万人のうち154万人、26.1%であり、女性非正規では1374万人のうち148万人、10.8%です。数字は、先ほど言いましたけど、総務省のデータです。就職氷河期と言われたときに新卒として社会に出た、現在四十代の労働者の不本意非正規と呼ばれる方が多いことが大きな問題としてさまざまなメディアでも取り上げられています。

 また、総務省就業構造基本調査では、初めて就職する新卒者のうち男性三割、女性五割、合計四割が非正規として就職している。初めて就職する新卒者の四割が非正規として就職しているとした結果が出ています。また、その後、一度非正規として働き始めると、正規職として転職するのが非常に困難であるということも言われております。こうした労働状況及び生活の厳しさから、私たちは雇用状況の改善こそが急務であると考えております。

 そうした中、自治体で働く非正規職員が急増しているということが全国的な状況となっています。いわゆる非正規公務員と言われております。2012年、総務省調査で地方自治体で603582人、非正規で働く公務員の方がいます。公務員の三人に一人が非正規という状況であり、そのうち非正規のうち742%に当たる448072人が女性です。

 特に最近、都道府県や政令指定都市などの自治体のうち、三割以上で非正規公務員の育児休業制度がないといったものが話題になりました。NPO法人官製ワーキングプア研究会が行った調査で、計221自治体が対象ですけども、その三割の中に北区も含まれております。東京二十三区の中では18自治体が育児休業制度について回答していますが、その中で非常勤職員の育児休業、部分休業を認めていないのは北区を含めた三区だけです。

 そこで、質問します。北区は「子育てするなら北区が一番」を掲げる自治体であり、また来年度予算では女性の活躍支援を打ち出しています。そんな北区だからこそ、非常勤職員の育児休業制度の整備は喫緊の課題かと思いますが、区長のお考えをお聞かせください。

 あわせて、先ほど新卒者の四割が非正規として就職し、その後、正規職につくのが非常に困難だという話をしました。このような事態を区長はどうお考えでしょうか。

 また、そうした中、来年度予算では子どもの貧困対策として学習支援や貧困家庭の実態把握と支援ニーズの調査をするとしていますが、今、説明した労働者の就労実態を見ると、区内に住む労働者の、特に若い世代の就労実態を把握することが子どもの貧困に大きくかかわってくると考えます。北区ではそうした雇用の調査活動を行っていくのでしょうか、あるいは行っているのでしょうか、お答えください。』

区長の答弁も掲載します。

『福田委員からの北区における非常勤職員の育児休業制度の整備や新卒者の就労実態の認識などについてのご質問でございますが、まず北区の非常勤職員についてですが、平成二十八年四月一日から女性職員の妊娠、出産、子の看護、親族の介護に関する休暇制度を新たに導入いたしました。育児休業制度につきましては、非常勤職員の任期が一年であること、特別職の非常勤職員には、東京都も制度を導入していないことなどから、現時点では制度の導入は予定しておりません。非常勤職員の任用や勤務条件の整備については、今後とも他団体の動向も注視しながら、適時適切な対応を行ってまいります。

 次に、総務省の調査に基づく非正規雇用についての認識ですが、平成六年から徐々に増加している傾向があります。正社員を選ばない方々もいますが、正規職につくことが困難な方々もいらっしゃると思います。東京労働局では、非正規雇用労働者の正社員転換、待遇改善の実現に向けた取り組みを推進しており、現在、都内ハローワークにおいても支援キャンペーンを実施していると伺っています。これらの動向を注視し、区としては連携が可能であるか検討してまいります。

 なお、貧困対策を総合的に進めていくために、来年度貧困状況にある子どもや家庭の実態把握とニーズ調査を行いますが、区内に住む労働者を対象とした雇用調査は予定しておりません。

 以上、お答えとさせていただきます。』

こうした答弁の後、個別の課題について質疑を続けました。非常勤職員の育児休暇の問題、非正規労働者の増大の問題にからめて区の職員条例について、そして、臨時職員の雇用の問題に入ったところで時間切れとなりました。続きは2日目に行います。

 

 そして、議会費です。これは68日にホームページにアップされた議事録をそのまま載せたいと思います。(その為に更新が遅くなったわけではありません。遅くなってすみません。)

『◆福田光一委員 

 三点質問を用意させていただきました。

 まず、今年度導入された障害者向けのシステム、マイクで通してしゃべったものがタブレットに飛ばされて、文章になる。そのシステムについてお伺いします。

 幹事長会の報告というものがあります。この会議の性質とか、立ち位置というのがよくわからないんですけども、非交渉会派の幹事長が応接室を使用して、幹事長会の中身の報告を区議会事務局より受けるというものです。知らない方もいると思いますので、簡単に説明しておくと、昨年度まで私たち非交渉会派の幹事長も幹事長会にオブザーバーとして参加することができたんですけども、今期初めに行われた各派代表者会のときに、交渉会派の人数が決まったと同時に……

○渡辺かつひろ委員長 

 委員、よろしいですか。幹事長会は公的に認められている形のものではなく、議員の……

◆福田光一委員 

 説明ですので、最後まで聞いてからでよろしいでしょうか。最後まで聞いてもらってよろしいでしょうか。

○渡辺かつひろ委員長 

 幹事長会のあり方に関する議論というのは、この場で扱うべき事例ではないので、指摘しておきます。

◆福田光一委員 

 今期初めに行われた各派代表者会のときに、交渉会派の人数が決まったと同時に私たち非交渉会派の人間が各派代表者会から追い出されて、そして私たちのいないところで交渉会派の人たちのみで代表者のそろっていない各派代表者会を行い、その後、ようやく私たちの参加が認められたときには、幹事長会には私たち非交渉会派は出さないと言われてしまったと。その交渉会派の人たちの中でも意見が分かれ、話はまとまらなかったと聞いておりますが、なぜかそのような取り扱いにされてしまいました。その後、幹事長会でどのようなことが報告されたのかをこの幹事長会の報告というところで聞くわけです。

 私はこの議会のありようは不当だと思いますけども、もちろんご存じかと思いますけども、聴覚障害を持つ議員の方がおります。この方は幹事長会の報告に参加しております。私たちは報告会を何度か行うことにより、聴覚障害を持つ議員の方との意思の疎通がなかなか十分にはいかないと感じております。彼女はまだ議員一年目。北区議会のあり方も完全には把握していないと思われます。だからこそ、幹事長会の報告を受けるたびにさまざまなフォローをしながら助け合っているんですけども……

○渡辺かつひろ委員長 

 委員、再度申し上げますが、幹事長会に関する議論はこの場で議論することではないので、よく考えて発言してください。

◆福田光一委員 

 予算に関することを言っているんですけど、最後まで聞いてください。

 私たちは意思の疎通が不十分であると。そこで、先般導入した音声システムを使えないかと打診したところ、マイクの設備がないところでは使用できないという答えだった。そこで、そのシステムを使うことのできる委員会室を使わせてもらえないかというお願いです。

 音声システムは議会で購入したものなので、私たちが簡単に使わせてくれと言っても、使わせてもらえないのはわかっているんですけども、しかし幹事長会は各会派の連絡調整のために開かれていると。そして、非交渉会派もオブザーバーとして出席するので、しかし今私たちはそれに出られないのであって、幹事長会の報告で立ち位置はわかりませんけども、連絡調整のため、これの意思の疎通が不可欠なはずだと思っているんです。この幹事長会の参加が第一ではあるんですけども、ぜひ連絡調整のしやすい環境を整備してほしいということで、これをお願いしている次第であります。

 幹事長会の報告で使わせてくれという話なんですけども、そこで先ほどこの場で話すことではないと言われましたけども、私は議会費に関係があると思って話しております。例えば幹事長会は関係ないと言いましたけども、今年度、来年度も海外派遣団がつくられますよね。

○渡辺かつひろ委員長 

 委員、よろしいですか。タブレットの使用に関する範囲につきましては、幹事長会にてその範囲を定め、連絡を申し上げているものであり……

◆福田光一委員 

 その幹事長会に参加できないんです。

○渡辺かつひろ委員長 

 幹事長会のことは、(発言する者あり)よろしいでしょうか、一旦ご着席いただけますか。幹事長会に関する議論は、先ほど福田委員のご発言の中にありましたタブレットの使用等に関する範囲のことに関しましては、幹事長会にてその範囲を定めているものであります。つきましては、幹事長会の質疑の中身というものは、この場にて議論するものではありませんので、ご注意を再三に及び申し上げたものであります。

◆福田光一委員 

 幹事長会で定めることだから、この場ではできないと言われたら、私たちはどこで予算のことに関して話せばいいんですか。例えば海外派遣団をつくりますよね、今年も。現状では、この会派構成でいくよ。それで、その報告が私たちにされるわけです。その会派構成がどういう提案でつくられたものなのか、どの会派が賛成して、どの会派が反対したのか、そういうこともわからないんですよ。これは議会費に関係することじゃないですか。幹事長会に出られないから、私たちは議会費についてよくわかることができない。

 例えば行政に置きかえてみてくださいよ。行政で勝手にルールを変えて、自分の好き勝手に行政運営して、それで予算がちゃんと執行できるかと思わないでしょう。そういうことを今言っているんです。議会が今まともに運営されていないと私は考えております。ですから、こういう状況を改善するためにも、幹事長会へ私たちを出席させることを望みます。これは議長に求めておきます。

 三点用意して、音声システムが一点目、これが二点目、三点目……

○渡辺かつひろ委員長 

 委員、よろしいでしょうか。幹事長会の内容については、議会費などで取り扱う項目ではありません。決算特別委員会の際の委員長と議会費の中でそれぞれやりとりがありましたが、その事例に合わせて、ここで取り扱うものではないというふうに判断しております。

◆福田光一委員 

 今、途中までしゃべったんですけど、一点目が音声システム、二点目が幹事長会、三点目、先ほど坂口委員が言った予算・決算特別委員会の録画放送についてなので、三点目はやりません。

 以上。』

 

 まだ、説明の途中なのに発言をやめさせようという状況がわかると思います。また、議事録ではわかりませんが野次もものすごかったです。

 ところで、音声システムについて答弁がありませんでした。発言はどんどん遮ってくるのに、都合が悪いことは答弁しないようです。

2016年2月29日(月)
区民生活委員会

 今日は自身の所属する区民生活委員会に出席しました。議題は多々ありましたが、気になるものを紹介します。

 赤羽会館の指定管理者制度導入と赤羽会館及び滝野川会館の利用料金制度の導入についてです。

 利用料金制度というのは、これまでは指定管理者の収入というのは区が払う指定管理料であり、施設の利用者が増えても減っても変わらず、施設の利用料金は区の収入となりました。これを、指定管理者の収入とし、それにより指定管理料金を下げるわけです。指定管理者が頑張って利用者を増やし利益が上がれば指定管理者のものとなります。しかし、赤字がでたら指定管理者の負担となるわけです。

 これにより、指定管理者に『インセンティブ』とやらが働いて、施設の利用率も上がるというものだそうです。

 なるほどな、と思いますでしょうか?

 問題は働く人達はどうなるか? ということです。区がどういう意味で『インセンティブ』という言葉を使っているかはいまいち不明ですが、本来の意味は企業が従業員や代理店に対して特別な報酬を期待させることで、従業員のやる気を刺激するというものだと捉えています。

 会館の利用が伸びることで、そこで働く人の給与が増えるのでしょうか? 今の情勢でありえるでしょうか? 逆に赤字になることで働く人の給与が減らされるのでは ないでしょうか?

 この間も、他区の図書館で契約社員として働いている人から労働相談がありました。賃金の不利益変更です。企業の経営悪化の影響を最初に受けるのは非正規で働く人たちです。仕事を続けていくためには不利益変更をのまざるを得ない立場の弱い人たちが犠牲になる。そうしたことの恐れが解消されない限り(例えば公契約条例制定)、利用料金制度は取るべきでない、と主張しました。

2016年2月28日(日)
健康体操

 福田光一励ます会の女性が中心となり、「健康体操」という取り組みを1月から毎月最終日曜日に行っています。王子5丁目団地の集会所でやっています。今回は私も参加しました。ラジオ体操やみんなの体操、北区のさくら体操等を何度かやりました。ひと月に一度で健康になれるのかとか、いろいろ課題はありますが、結構いい運動になります。運動不足の私には丁度いいくらいです。これからも毎月あるということですので是非参加してください。

2016年2月27日(土)
アジアンロード講演会

 『アジアンロード』という、主に北区で活動する外国人留学生の居住を支援する組織の主催する講演会に4人のパネリストの1人としてとして参加することになってしまいました。苦手なんですよね、そういうの。しかし、嫌とも言えないので、頑張って勉強して臨みました。
 テーマは外国人留学生や高齢者が居住地を得られにくいという現状の中で、北区の住宅事情や住宅政策についてを話して欲しいということでしたので、それについて簡単なレジュメを作って、話しました。参加人数はそれほど多くはなかったけれど、他の3人のパネリストの話しはとても勉強になりました。改めて、いい経験になっと思います。

2016年2月26日(金)
政務調査会長会

 この間も報告してきましたように、私たち一人会派は今年度に入り、政務調査会長会では会議中に、質問も態度表明もさせてもらえない状況になっています。この間、議長に対し、「何故このような(これまでと異なる)扱いをするのか? 質問すら許されない現状では意見書に対して責任ある賛否の態度がとれない。これでは、『全議員の一致により意見書を提出する』という政務調査会長会の本来の趣旨に反するではないか。それを説明してください」という申し入れを2度にわたり行いました。1度目は申し入れに行った時に、議長は「今回は申し入れということで話を聞きますが、ここでは回答はしません」という訳のわからない対応をされました。その後、回答があるのかと思えば、何一つ回答がありませんでした。仕方がないので、2度目には文書で提出し、期限を設けて回答を迫りました。それが今回の政務調査会長会です。

 そして、回答があるのかと思えば、政務調査会長会の運営についてを区議会事務局に確認し「オブザーバー会派は質問があれば、書面で事務局に提出しろ」という自分ルールを押しつけてきました。

 私たちが質問したことには一切回答をせず、理由も言わず、自分ルールを押しつけてくる。最近の自民党は国も地方も傲慢が過ぎるのではないでしょうか。

 また今回は私も意見書案を提出しようとしたところ、共産党会派も同じ趣旨の意見書案を提出するということだったので、私一人で提出しても議論させて貰えずに取り下げにされそうなので(議員1人でも提案権はある)、共産党との共同提案という形で提出しました。

 しかし、それが大きな問題となってしまいました。共同提案など前例が無い。(規定には、共同提案してはいけないとは書いていない)ということだそうで、私たちも提出する前に区議会事務局に確認したのですが回答が無いまま提出期限が来てしまい、そのまま提出したという経緯です。

 これに自公が反発し、「共同提案など認めない」ということで、(私が参加できない)幹事長会で喧々諤々の議論があったそうです。これに対し、別に含むところがあった訳では無いので、共同提案は取り下げて同じ意見書案を別々に提出する。そして、私は提案理由の説明ができる。ただしこの件については先例としない。共同提案についてはこれから議論を重ねていく。というところに落ち着きました。彼らが何を危惧しているのかはわかりませんが、反応が過剰では無いかと思います。上記のような経緯で、久しぶりに政務調査会長会で発言する事ができました。私が提案したのは、

『企業・団体献金の廃止を求める意見書(案)』です。中身については資料集に載せておきます。(縦書きで見難いかもしれません)

 全議員一致の賛成を得るために中身についてはかなり妥協したものになりましたが、政務調査会長会では全会派で一致することができず、取り下げようかとも思いましたが、公明党会派が別の意見書について本会議に上程するということなので、こちらも本会議に上程することにしました。

 ということで、結果については本会議の報告で取り上げます。

2016年2月21日(日)
辺野古新基地建設反対!国会前集会

 今日は国会前で、沖縄に連帯し、辺野古新基地建設に反対する集会に参加しました。今日は全国で沖縄に連帯する取り組みが行われているそうで、国会前だけで28,000人集まったので、 全国ではかなり多くの人が集会等の取り組みに参加しているのだと思います。

 国の姿勢は地方自治という考えを真っ向から否定しています。というか、最近の自民党は国も地方も「俺がルールだ」と言わんばかりの傲慢さが見られます。独裁的な色彩が強まっていると思います。国にとっても自治体にとっても危機的な状況が続いているいまこそ、こうした政治に対して「NO!」を突きつけていきましょう。

2016年2月19日(金)
予算特別委員会運営協議会

 本日、予算委員会の運営協議会が行われました。その中で、『議会費』という款の取り扱いについて区議会事務局から説明がありました。予算委員会というのは、区の事について全般的に議論ができます。例えば、5年前に終わった事業について取り上げても、それは新年度予算とは関係ないということにはなりません。何故それを止めたのか、新年度にはやらないのかなどと議論になるからです。

 また、他区の事業をあげて、こういう事を北区もやるべきではないか?ということも言えます。

 議会費も同じです。議長の元で、あるいは区議会事務局の元で行われる、あるいは行われた全般について議論する事ができます。本来であれば。

 しかしこの時、区議会事務局はこう言いました。

注)以下、趣旨です。

事務局「議会費については例年通り初めに事務局次長の説明があり、その後フリートークとなります。予算に限って質疑を行ってください」

 これに関して私は異議を申し立てました。

福田「何故予算に限るのだ。今まで予算・決算の運営協議会でそんな事は言われた事がないし、そもそも、予算に限らず様々な議論ができたではないか。 何故、運営を変えるのだ!」

事務局「予算特別委員会なので予算に限ってというのはこれまでと変わらない」

 ふざけています。明確に変わるから異議を唱えているんです。

 それに関し、自民党の委員が「これまでと変わらないと思う、このままでいい」と言い、周りもそれに同調しようとするため、幾つか確認をしました。

福田「では予算について議論をするということで、それは誰が判断するのだ?つまり、こちらは予算について話しているつもりなのに、委員長がそうではないという判断を示したとき、どうするのか? その時に、委員長の判断が間違っていたらどうするのだ?」

事務局「委員長が判断します。それに従ってください。それについて異論があるときは理事会で協議ができます」

福田「では、オブザーバー(一人会派はオブザーバー参加)の自分が委員長の判断に異議がある時に理事会を開けるのか?」

事務局「理事会の開催を求めることはできますが、開くかどうかは正副委員長の判断です」

 馬鹿にするのもいい加減にして欲しいものです。何故、このような議論が行われたかと言うと、この間、自公民による少数会派の除外攻撃、先例に違反する不当な行為により幹事長会に参加できなくなった件について議会費で取り上げるつもりだからです。

 9月の決算委員会の時にも、同じく一人会派の議員が、政務調査会長会でのこれまでと異なる取り扱いに対して『議会費』の時に異議を唱えていましたが、それに対しても、「決算と関係ない」という言い掛かりにより、発言取り消しを求められる事態になりました。もちろん彼はその求めを突っぱねて、発言取り消しなどしませんでした。当然です。

 議会が正常に運営されていないという事が、どれだけ大変な事態か、また、このことについて発言させまいとするのが、どれだけ異常な行為なのか、私たちは区民のみならず、全国の自治体に発信していかなければならないと思っています。

 この件についてはまた後日、報告していきたいと思います。

2016年2月13日(土)
オスプレイ NO! 学習講演会

 今日は千代田区麹町区民館で新社会党主催のオスプレイの勉強会が行われました。講師の「リムピース・追跡!在日米軍」の頼和太郎さんから様々なお話を聞きました。

 構造的な欠陥が多く、事故が多いこと。しかし、事故が起きてもパイロットエラーにされてしまう。ヘリモードで使うと真下に高温の爆風が行くために救難機としては役に立ちにくいこと。

 様々な欠陥があるにも関わらず、配備を強行しようというのは、隊員の安全よりも別の思惑が大事だという事でしょうか?  それが何かはわかりませんがロクデモナイことには変わらないだろうと思います。

2016年2月12日(金)
北区議会第1定例会

 今日から北区議会の第1定例会が始まりました。毎年、第1定例会では予算特別委員会が行われますが、今年は私も委員の一人として参加します。予算や決算の委員会は全議員の半数が出席します。多数会派はその半数がでます。私は一人会派なので、0.5人の出席ということで、任期の1年目に出ると2年目は出られないという形になり、今回は出席となりました。

その中での質疑の内容などを今後、当ホームページでご紹介していきます。遅れるかもしれませんがご容赦ください。

2016年2月9日(火)
予算プレス

 本日、北区の新年度予算のプレス発表があり、同時にプレス資料が配られます。当ホームページの資料集のところで見られるようにしますので興味のある方は見てみてください。

2016年2月8日(月)
総がかり行動北区結成総会

 本日北区で、総がかり行動北区の結成総会が行われました。国会前で行われている党派の枠を超えた取り組みを、北区でも行おうという熱意により、北区内の超党派の議員、民主党・共産党・社民党・新社会党・多くの労働組合・市民団体・個人の方が集まり、『総がかり行動北区』の結成の確認を行いました。

 講師として、日本体育大学の憲法学教授である清水雅彦さんをお迎えし、改めて『戦争参加法』の不当性を確認しこれからの活動の指針を見いだす、そうした有意義なお話をお聞きしました。

 これから、北区総がかり行動として様々な取り組みを行っていきますので、ぜひご参加ください。
2016年2月6日(土)
宣伝活動

 今日は昼の3時から王子駅で超党派の宣伝行動を行いました。
 2月8日に北とぴあで行う『総がかり行動 北区実行委員会 結成総会』の宣伝です。
 北区内の超党派の議員、団体、組合、個人の方で総がかりで『戦争参加法』の廃止を求めていくことを目的としたものです。そのために2000万署名を成功させようと、取り組んでいます。
 夕方6時からは『秘密保護法の廃止を求める北区アクション』から名前を変えて『No WAR 北区アクション』へとバージョンアップした北区アクションに参加しました。本日は北区アクション始まりの地である赤羽駅西口で行いました。下にリンクを貼っておくので観てみてください。

 北区アクション2016年2月

 今日は土曜日ということで北区アクションは1時間30分のロングバージョンで行いました。寒かったです。昼間の王子駅での宣伝もそうですが、妨害者が現れました。質問をしてくるので答えると、その答えを全く聞かずに同じ質問を繰り返し「おかしいじゃないか」と声を荒げることが共通していました。
 私たちは自分たちの考えが唯一無二のものとは思っていません。多様な意見がある中で、私たちはこう考えるというものです。それに対しておかしいと感じる方もあるかと思います。ですが、妨害する方も、せめてこちらの話を聞いてくれたらと思います。

2016年1月30日(土)
男女共同参画推進ネットワーク 区議との懇談

 今日は朝10時から、北区の男女共同参画推進ネットワークが主催する「区議との懇談会」に出席しました。
 テーマは『ゆりかご・とうきょう事業など、北区における出産・子育て支援事業について』です。
 この懇談会では、初めに区の担当課長から、テーマに沿った内容で区の施策を説明してもらい、出席者が4つのグループに分かれてディスカッションをし、その内容をまとめ最後にグループの代表者が発表するといったものです。
 私自身も昨年5月に長男が産まれ、初めての子育てに戸惑っているところですが、妊娠から出産後までしっかりサポートしてもらうことのありがたみを日々感じているところです。区としてそれを広げる事で、産婦の孤立化や虐待を未然に防いでいくことができれば、それに越したことはありません。私としては、今体験している子育てを含めて、しっかりと区の施策に生かしていければと思います。

2016年1月19日(火)
防災対策特別委員会視察

 今日は防災対策特別委員会の視察に行きました。視察先は区内の荒川下流河川敷事務所と荒川知水資料館です。鬼怒川の反乱を契機として、荒川ではどのような対策をとっているか? どうした課題があるかなどを説明してもらいました。写真左は旧岩淵水門、写真右は河川敷事務所の中にある災害発生時に使用するコントロールセンター(?)のような場所です。
 明治の昔から水害が多かったため、荒川を現在の位置に放水路として建設し安定したため、現在の東京都の繁栄があるということです。
 説明も非常にわかりやすく、とても勉強になりました。今日学んだことを、今後の北区の防災対策に生かしていきたいと思います。

2016年1月10日(日)
消防団始式

 今日は地元の王子消防団の始式に参加しました。例年通り、消防団員として参加しましたが、今年は消防総監賞というのを貰いました。演壇に登って賞状を受けとるときが緊張しましたが、何とかやり遂げました。このところ、地域や学校などでの訓練に参加していますが、やはり以前より防災訓練などの活動が増えているみたいです。首都直下型地震がいつ来るかわからないという状況ですので、この緊張感を持ち続けることが必要なのかな?と思います。のど元過ぎれば何とやらでは、いざという時に大変なことになってしまいます。
 私たちも身を引き締めて活動を続けていこうと思います。

2016年1月9日(土)
新社会党 新春の集い

 今日は新社会党の新春の集いに参加しました。司会という大役を仰せつかっていたために緊張しましたが、何とか無事に任務を終えました。
 たくさんの来賓の方に来ていただき、お言葉を頂戴しました。最も印象に残ったのは、新社会党(身内のことで恐縮ですが)の委員長代行である加藤弁護士の言葉です。
 今年の参議院選挙について、現状の新社会党では力が弱く、独自の候補を出すという訳にはいかないと思うが、今の政治情勢では無所属協同の候補選出に力を尽くすことが重要である。党としての利とはならないが、今の日本の情勢では自分たちの捨て身の覚悟で、全力でことに当たらなければ本当に取り返しのつかない事態になってしまう。
 『身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ』、今はその覚悟でことに当たることが必要だ。
 という様な挨拶を頂きました。
 『身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ』、私たちもその覚悟で今年一年を闘っていきたいと思います。

2016年1月8日(金)
ホームページ調整中

 どうも、ホームページの調子が良くないようです。自分で作っているのですが、理由がよくわからないのでうまく調整できません。
 なるべく、見やすいように調整をしていきますが、お付き合いをお願いします。

2016年1月4日(月)
賀詞交歓会

 あけまして、おめでとうございます。
 今日から仕事始めということで、ホームページもリニューアルして、あらたな気分で始めたいと思います。今までは、活動を『議会』『地域』『その他』の3つに分けていたのですが、これからは『日々の活動』として1つにまとめてやっていきたいと思います。

 今日は北区の賀詞交歓会に出席しました。賀詞交歓会は、北とぴあの『さくらホール』で行いますが、合唱団の歌と北区の歌に合わせての体操演技から始まります。そして、北区長と区議会議長の年頭の挨拶というのがあります。
 私としてはこの挨拶の中身に突っ込みを入れたいところが多々ありますが、これに関しては今年3月の予算特別委員会の場で追及をしていくつもりです。

 参議院選挙もあるし、何かと騒がしくなりそうですが、今年もよろしくお願いします。